日程調整サービス『調整さん』が運営する新しいメディア

アウトドアでコーヒーを

自然の中でコーヒーを飲む、こんな幸せなことはありませんよね。コーヒー通でもアウトドア通でも夢のようなシーンです。今はアウトドアでも、ちょっと手間をかければできてしまうんです。

アウトドアでコーヒーを

アウトドアでコーヒー豆

コーヒー豆の焙煎はアウトドアでは行いません。コーヒー豆は焙煎直後は多孔質のスポンジのようなもので空洞には二酸化炭素が詰まっています。この状態で豆を挽いて淹れても味が不安定で美味しいコーヒーが淹れられません。3日くらい経ってからの方がより美味しくコーヒーを淹れられます。なので、出発の前日かそれよりも前に焙煎仕立てのコーヒーを購入すれば十分です。

アウトドアでコーヒー豆を挽く

コーヒー豆は現地で挽いた方がいいでしょう。荷物にならなければミルを持っていきます。ミルはポーレックスの「セラミック・コーヒーミル」が手頃な製品です。これはミルの歯がセラミックス製なので、金気が入る心配がありません。手でハンドルをぐるぐる回してコーヒー豆を挽きます。ミルは4000円台なので高いものではありません。片手でミル本体を押さえますが、別売りのゴムを付けて押さえるとぶれにくく、安定して挽けます。

アウトドアでコーヒー用のお湯を沸かす

水はできれば現地調達します。もちろん、飲める美味しい水がなければ仕方ありませんが、せっかくのアウトドアなのでその場の水を味わうことも意味があります。ケトルは湯切りがよく、注ぐスポットが小さいものがよいでしょう。ヨシカワのドリップポットがベストですが、GSIのケトルでもよいでしょう。お湯は92~96℃です。標高が高い山では気圧が低いので、お湯が沸騰する温度が低くなります。標高1200mで沸点96℃です。国立公園などでは火が使えず現地で湧かせない場合もあります。そうした場合は山専ボトルのような魔法瓶を持っていきましょう。

アウトドアでコーヒー豆にお湯を注ぐ

ユニフレームのコーヒーバネットのようなドリッパーに粉を入れます。ドリッパーは折り曲げ自在なのでそれほど荷物にはなりません。モンベルなどでも売っていますね。この辺りは普通にコーヒーを淹れるのと同じです。粉を膨らませて円を描くように中央にお湯を注ぎます。

アウトドアでコーヒーを注ぐカップ

カップは好みのものを使えばよいでしょう。最近ではシリコン製で平面に畳めるカップもあるので、荷物にしたくない場合は便利です。ただ、ドリッパーを上に置いたりするとカップがぺたんと潰れる可能性があるので注意が必要です。また、熱いコーヒーを飲むときにやけどをしないように二重構造のチタン製カップなどが丈夫で軽量でお勧めです。

手軽にアウトドアでコーヒーを楽しむ

アウトドアでコーヒーを楽しむにはずいぶん面倒だなと思われたあなた、もっと、簡単な方法ももちろんあります。それは紙製の密閉したドリップ式のコーヒーバッグをもっていくことです。これならば、目的地で紙を開けて形を整えお湯を注ぐだけ。準備するのはお湯だけです。キーコーヒーその他の専門会社からいろいろな製品が出ているので簡単に、好みのコーヒーの種類のコーヒーバッグを入手できます。密閉技術も進んでいるので十分に美味しいですよ。自然のためにごみはきっちり持って帰りましょう。

アウトドアで手間掛けてコーヒーを楽しむ

逆にもっと手間を掛けたいという方もいるでしょう。いいでしょう。パーコレーターを使いましょう。これは挽いたコーヒー粉にお湯を循環させてコーヒーを抽出するもの。熱湯がポットの上から湧き上がってコーヒー粉を通り下に落ちてまた下で湧くというのも。つまり、常にパーコレーターを火にかけて置く必要があります。なので、火が使えないと無理ですが、火が使えるなら雰囲気は最高です。もっとも、それで美味しいかというと微妙かも。なにぶんにも味の目安を見極めるのが難しいですし、粗挽きでないと粉が残って飲んだときの感じが悪くなってしまいます。

アウトドアでのコーヒーの楽しみ方は様々

アウトドアでのコーヒーの楽しみ方は様々です。キャンプの炎を観ながらみんなで団らんするのもよし。絶景の中、静かに風景を楽しむのもよし。手間は掛けずに楽しむこともコーヒー抽出に命を掛けることもできます。肝心なことはそれがアウトドアであること。アウトドアなら、家の庭でコーヒーを囲んでおしゃべりするのだってOKです。その場合は家の中でコーヒーを淹れたっていいのです。ぜひ、あなた好みのやり方で愉しんでください。

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます