一次会の閉会宣言
これから新社会人を迎えて、歓迎会、又は異動による送別会などが行われる季節を迎えます。
新米幹事さん、お世話する宴会の規模が大きければ大きいほどそのプレッシャーに悩まされることでしょうね。
仲間内に近いこぢんまりした飲み会ならばともかく、ほぼ職場全体となると偉い方も大勢お見えになりますし、進行についてけじめなどもきちんと押さえないと、幹事さんご自身の印象悪くなってしまいますね!
偉い方と同席する宴会、まずスタートは順調に行ったとして、終わりがきちんと
していなければ、宴会そのものが悪い思い出になってしまいかねません!
最後まできちんと締めくくるのが肝心です。
そこで、大切なのが実質的な一次会の閉会宣言。これが中締めの挨拶です。
いくら場が盛り上がって酔っぱらいばかりで座が乱れ、人の挨拶なんか誰も聞いてないなんて状況でも、そこはすっとばすわけにはいかないもの。
地位の高い方は掛け持ちで途中退席なんてこともあるかも知れませんが、大半は閉会のあいさつを待って席を辞そうとしてるものですから、そのためにも閉会宣言にあたる挨拶が必要になりますね。
宴たけなわではございますが
開会のご挨拶はその宴会の中の最も偉い方におまかせして、第一段階をクリアーですが、
さて、中締めのご挨拶。これ、誰がするのでしょうか。
通常、幹事さんがすることが多いようですね。もちろん、その宴会の内容によっては、開会宣言と同様、前もって誰かにお願いしておくこと
が適していることがありますが、大抵は幹事さんの役目が多いようです。
やはり、役職の高い方の挨拶で始まった宴会ですから、そうそういい加減な挨拶をするわけにもいかないでしょう。
しかし、お酒が入って座はみんなリラックスしていますし、ねじり鉢巻きで草稿を考えるほどでもないのではないでしょうか。
まずは定番フレーズ「宴たけなわではございますが…」から始まり、無事に宴会を開催できたことへの皆様へのお礼、これでお開きとなること、二次会の案内があればまずOK。
手締めで景気よく
もし伝統を重んじるような社風なら、ここはいわゆる「三本締め」で景気よくにぎやかに締めくくるのもよくあることです。
時折「一本締め」というやり方もありますが、実はこの「一本締め」と「一丁締め」又は「関東一丁締め」が混同されていることが多く、無難なのは「三本締め」のようですね。
このあたりは、先輩幹事、周辺の方のご意見をどんどん遠慮なく聞く様にしては如何でしょう。
そして楽しい思い出になるような宴会にしたいものですね。