宴会や飲み会の場であっても、役職によってさまざまな順番が決まってきます。
特に幹事になったときには、正しい順番で挨拶や乾杯を頼まないと失礼に当たってしまいます。
宴会の始まりの順番は、以下のようになります。
1.開宴の挨拶
これは司会が行います。
幹事は司会を兼ねる場合もあるので、あらかじめ考えておきましょう。
挨拶といっても、それほど長く話すのではなく、簡潔に終わらせます。
2.初めの挨拶
開宴の挨拶が終わったならば、次は重役による挨拶です。
ここでの挨拶は、参加者の中で最も位が高い人にお願いしましょう。
人によっては挨拶が長くなりがちな人もいるので、できれば手短に済ますようにお願いしたいです。
また、挨拶をお願いする方には事前に依頼しておくのがマナーです。
急に指名されると何も考えておらずに焦ってしまいます。
3.乾杯の音頭
乾杯の音頭を頼むのは、基本的にその中で3番目に役職の高い人です。
ただし、初めの挨拶の流れで、そのまま同じ人に乾杯の音頭を頼んでもいいでしょう。その方が流れもスムーズです。
もっと威勢のいい乾杯を望む場合には、元気のいい新入社員に乾杯の音頭を頼むのもありです。若手に明るく乾杯の音頭をとってもらえば、会も明るく始められます。
同じ役職の人がいた場合
挨拶や乾杯の音頭を頼もうとしたときに、同じ役職の人が複数いる場合があります。
こういった場合は年配の方に頼むのが無難です。年代も同年代であった場合、あらかじめどちらに頼んだ方がいいか上司に相談してみましょう。