パーティーを組んで山に登る時、リーダーがいないと判断に迷ってしまうことがあります。過去に、リーダーがいなかったために危険な状況での進退の判断ができずに、遭難してしまった事例もありました。安全に登山するために、リーダーの役割について考えてみたいと思います。
リーダーの条件
登山経験があり、山に関する知識があり、責任感が強く、統率力のある人が望ましいです。そして危険な状況になっても冷静沈着に行動できる人がリーダーにふさわしいと思われます。また、メンバーに対して思いやりを持っていて、細かい気配りが出来ることが必要です。
リーダーの役割
どんなに高い山に登っても、メンバー全員を無事に下山させることがリーダーの一番大事な役割です。高い山に登るために、安全を犠牲にしてはならないのです。そのほかにメンバーに対して、歩くスピードを調整したり遅れている人を激励したりする役目もあります。常に地図を確認して、水場の確保や山小屋の位置なども常に把握しておく必要があります。また翌日の計画を立てることもリーダーの大事な役割だといえます。
まとめ
リーダーには強い統率力が必要ですね。パーティをバラバラにさせたり、単独行動をさせる事は絶対にあってはならないことです。また常にメンバーの体調に気を配り、危険な時は撤退する勇気も必要です。リーダーは人をまとめる力と山に対する総合的な洞察力を持っている人がふさわしいのではないでしょうか。