マナー的にどうなのかと言う見方と合わせて、サラリーマンとしてどうか、また個人の気持ちとしてどうなのかを、トータルで結論を出した方がいい問題かもしれません。
一切のわだかまりを捨てられる?
マナーを優先すると、いじめられた上司であるかどうかは問題ではなく、一切のわだかまりを捨てて、送別会には出てあげた方がいいかもしれません。
でも、自分の気持ちに問いかけると、そうそう簡単には割り切れないのが正直なところなのでしょう。
もしかしたら、また一緒に仕事を?
出席か欠席か判断する前に、その気持ちを整理するヒントがあります。それは、この自分をいじめた上司はまたいつか、同じ職場に帰って来る可能性があるかどうかということです。
たとえば、定年退職の送別会なら今後、同じ職場で顔を会わすことは永久にないでしょう。昔のことは水に流してあげて、「お世話になりました!お疲れ様でした!」と送り出しましょう。
でも、サラリーマン生活を続けているあなたがいて、もしかして、またどこかで一緒に仕事をするかもしれないという不安が拭い去れないあなたがいるなら、マナーに生きるのが大人の判断かもしれません。
物分りのイイ部下を演じるのも一つだし、案外イイ上司だったかもしれないってことは?
まとめ
さて、最後の自分への問い掛けは、「あの上司の顔を見に行きたいか、行きたくないか?」です。
正直な自分の気持ちと相談して出した答えが、一番居心地のいい答えといえます。一旦送別会やってもまた戻って来るかどうかなど、先のことはわからない、手っ取り早く忘却の彼方へ飛ばしてしまおうという時は、送別会には是非、出席して万歳!を100回ぐらいやると吹っ切れるかもしれません。