テニスを見ていると色々な用語が出てきますが、「リターン」という言葉も良く聞きますよね。「リターン」とは直訳すると「返す」ことですが、それではすべてボールを返すことをリターンというのでしょうか。
「リターン」とは？
テニスで言うリターンとは、すべてのボールを返すものではなく、サーブを返すことを言います。サーブを受けて返球する1球目のことをリターンと言います。ゲームの中で、必ず2発目は「リターン」になるので、かなり重要な役割です。
「リターンエース」って何のこと？
「リターンエース」という言葉も良く聞きますが「リターンエース」とは何でしょうか。エースというと、サーブ一発でポイントを決めてしまうことを言うイメージがあります。「リターンエース」とは、サーブを受けて返したリターンを相手に触れられずに1発でポイントを取ることを言います。
「リターン」は大切
「リターン」とはテニスの流れの中で、サーブやストロークに比べると地味な印象ですが、非常に重要な位置を占めています。サーブでエースを奪えば試合の流れを優位にすすめられますが、そのサーブを素晴らしい「リターン」で返すことで逆に、相手のサービスゲームをコントロールすることが出来ます。
まとめ
テニスは、相手のサービスゲームをブレークしなければ勝てません。最初のリターンが素晴らしい位置にくればその後のストロークですべて優位にたてるのです。また、リターンは相手のサーブスピードを利用できます。相手のサーブが速ければより速いリターンを返すことが出来、武器にすることができるのです。
