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テニスボールはラケットなどとは違い、長い間ずっと使えるというものではありません。ラケットもガットの張替えなどが必要なように、ボールも寿命がきたら交換しなければいけません。

プレッシャーボール

テニスボールは主に二種類に分けられます。ボール内部の圧力を高めてボールの反発力を高めているものを「プレッシャーボール」といい、試合球として使われるボールになります。このボールは缶詰に入っている形で保存されているのですが、缶詰から取り出した瞬間からボールの劣化は始まります。時が経つにつれてボールの弾みが悪くなるので、プロの世界では試合毎にボールの交換が行われます。一般ではそこまで厳密なボールの使用感を求められるわけではありませんが、それでも数週間から一月ほどでボールの弾みが悪くなるため、寿命とみて交換すると良いでしょう。

ノンプレッシャーボール

ノンプレッシャーボールは一般的なレジャー用ボールになります。内部の圧力を高めるのではなく、ボールに使うゴムの厚さを増やすことで弾ませるボールとなります。こちらは時間経過による内部の圧力低下が起こりづらいので、プレッシャーボールと比べると寿命も長いものもとなります。ですが長期間の使用によって、内部ではなくボールを包むフェルト部分が劣化していってしまします。そうなると打球感も悪くなり、ボールの弾みも安定しなくなってしまうでしょう。寿命の長いノンプレッシャーボールとはいえ、数ヶ月から半年程度、長くとも1年ほどで交換するようにしてみましょう。

未開封の場合

プレッシャーボールは缶詰で保管されてはいますが、空けなければ問題ないというわけではありません。未開封ではあっても長期間放置するならば、缶内部の圧力低下と共にボールの圧力も低下していきます。早めに使用するようにし、遅くとも購入後1年以内には使用するようにしましょう。

まとめ

テニスにおいてボールは消耗品として扱うものになります。打球感の変化やボールの弾みに違和感が出た場合には交換するようにしてみましょう。

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