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【テニスのラケット選びのコツ】振動止めの効果とは

テニスをプレーする大半の人が一度はつけたことがあるであろう振動止め。ラケットの面の根元近くに装着するアレです。
親指ほどの大きさしかないゴムで作られた振動止めですが、実際にはどんな効果が得られるのでしょうか?

ラケットから伝わる振動の軽減

まずはその名の通り、インパクト時にガットから手に伝わる振動を軽減してくれます。具体的に言うとインパクトの瞬間に伝わる、ビーン、という感じの反動を抑えてくれるのです。
それにより腕にストレス無く球を打ち続けることができるようになります。

インパクト時の音が大きく変わる

振動止めを付けているといないとでは、インパクトのときの音が大きく変わります。それで何がどうなるというわけではありませんが、付けないときの方が音に爽快感がある、というような意見もあります。

ガットに伝わる振動を抑えてくれるが、フレーム自体の振動には効果がない

効果としてよく勘違いされやすいのですが、振動止めはガットに伝わる振動は軽減してくれますが、フレーム自体の振動を抑えることはありません。
なのでガットから手元に伝わる振動は軽減できても、スウィートスポットから離れたところで打ったときなどに感じる、ラケット自体の振動はそのまま伝わってしまうということです。

まとめ

実際にテニスをプレーする人に聞いてみると、振動止めの意義に対しては意見が分かれる場合が多いです。その要因として考えられるのが、付けたときと付けていないときでは、ボールを打つときの感触がずいぶんと違ってくるからでしょう。
興味のある方はまずは一度自分で試してみて、自分の好みで使い分ければいいかと思います。
ラケット選びの際に、振動止めが付いているかいないかは、特に気にしなくでもいいと思います。

 

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