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草トーナメントを略して、草トーといいます。インターネットのテニス総合ポータルサイトなどで、たくさん見つかりますよ。スクール生以外に、個人で参加する人も多いので、一人でも気おくれせずに参加できますよ。やっぱり試合は楽しい!

草とは本格的でない物、アマチュアの意

草トーナメントとは、テニス協会や連盟、地区の市民大会やテニスメーカーなどが主催する大会とは違い、テニススクールなどが独自に企画運営する小規模の大会をいいます。これは、スクール生以外の外部の人でも参加費を払ってエントリーして出場できる大会です。トーナメントとは言っても、1試合で負けたら終わりではありません。最低でも2試合、多くは3試合以上できる場合が多いです。1回戦はグループ分けでリーグ戦にして、その後、上位進出者でトーナメントにしたり、空いているコートで親睦試合を行ったり、敗者にも楽しんで参加してもらう工夫がされています。

自己申告制のクラス分け

草トーナメントは、参加者の大まかなクラス分けがあり、初球、中級、上級などに振り分けられますが、これは自己申告制になります。ですから、過去全国大会で活躍したレベルの人が、最近練習できてなくてブランクがあるから、と中級にエントリーすることもありますし、スクールでは中級コースだけど、周りについて行けてないからと初級コースにエントリーすることもあります。結構、謙虚な方が多い印象で、レベル別に分けたにもかかわらず6-0という試合もあるのです。でも、強い人と当たるのは知らない世界が見え、勉強になります。アドバイスももらえるかもしれませんので、積極的に聞いてみましょう。

試合以外でも得るものがある

草トーナメントは、勝つことだけが目的ではありません。試合経験を積み、公式大会に出場する足掛かりとするのにも良いですし、スクールに入会する前の下見として、色々なスクール主催の草トーに参加して、雰囲気を確かめることもできます。そして、近隣の草トーに何回か参加していると顔見知りができます。次の草トーではペアを組んでダブルスで優勝を狙いましょう、というような仲間が増えるきっかけけにもなります。負けた人たち同士で、空いているコートで混合ダブルスなども始まったりするので、ひょっしたら良い出会いがあるかもしれませんよ。これはコスパ最強ですね!

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