テニスのビッグサーバーはと聞かれ皆さんは誰と答えますか?多くの人が最速記録を出したことのあるカルロビッチをあげるのではないでしょうか。テニスのビッグサーバーを紹介します。
サービスエース量産のビッグサーバー
テニスをする上で最もテンションが上がるとき、それはサービスエースをとった時です。バシッとサーブを打ち、相手が取れなかった時は非常に嬉しくなり、ついつい狙ってしまいます。最も、逆にリターンエースを取られた時は非常に凹みますが。そんなサービスエースを量産するビッグサーバーは、プロテニス界に沢山います。長身から繰り出されるサーブは、野球選手の100マイルをゆうに超え、おそそしい速さで飛んできます。そんなビッグサーバーを、ほんの少し紹介しましょう。
ドイツ最強のビッグサーバー、ベッカー
ビッグサーバーとして名高いのはやはりドイツ最強の選手と言われたボリス・ベッカー選手です。ブンブンサーブと言われたほどの迫力あるサーブは、当時のテニス界を激震させました。ブンブンなんて可愛い名前だと思う方もいるかもしれませんが、ブンブンとは大砲の炸裂音であり、全く可愛いものではありません。公式記録では220キロの速度が記録されていますが、250キロ以上の速さを誇っていたという逸話もあるベッカー選手ですが、そんなベッカー選手は二本目サーブもすさまじい速さで打っています。同時期最強と言われていたイワン・レンドル選手に完勝したこともあり、伝説的なプレーヤーとして知られています。
歴代最高記録を持つビッグサーバー
ビッグサーバーならば、イボ・カロビッチ選手の名前も忘れてはいけません。歴代最高のサービスエース取得記録を持つビッグサーバーであり、2メートルをこす巨体から振り下ろされるサーブはまさに驚異の一言です。また、公式に初めて250キロを叩きだした選手であり、最速のサーブの持ち主として知られています。