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ラケットに慣れよう

初心者が最初に戸惑うことのひとつに、ラケットの長さがあります。テニスは球技ですが、直接手足でボールを扱うことはありません(サーブは扱いますが)ボールはラケットで打ちますが、初心者はそのラケットと身体の位置関係がよくわかりません。
ですので、最初はラケットを短めに持ち、バスケットボールのドリブルのようにラケットでボールを下についたり、ラケット上でボールを跳ね上げることから始めましょう。
何回連速でできるか、みんなで競争すると楽しいですよ。
その場で動かずに10回連続でできるようになったら、少しずつラケットを長く持つようにします。

ボールを前に飛ばしてみよう

前から飛んでくるボールにタイミングを合わせて打つのは、初心者にとってはとても難しいことです。
ボールを打つまでには、ボールを打てる場所に移動し、ラケットを引いて、ボールのバウンドに合わせるという複雑な動作が必要なので、多くの人はヒッティングポイントに入れなかったり、振り遅れたりしてしまいます。
ですので、まずはラケットを引いた状態で構えてもらい、その人のヒッティングポイントに落としたボールを打たせてあげましょう。
できれば、一歩踏み込んだ位置にボールを放って上げられるとベターです。
テイクバックができているので後はラケットを前に振るだけですし、タイミングも合わせやすいはずです。
初心者の人には、ボールを打つのは楽しいと思えるように工夫してあげましょう。

 

できるまで繰り返す

飲み込みが早い人、遅い人がいると思います。ちょっと時間がかかっても、できるまで繰り返しボール出しをしてあげてください。
指導のとき「テークバックが遅い」というように出来ないことを指摘すると、思考がネガティブになってしまいますので、「先にラケットを引いておいて」とやるべきことを教えてあげましょう。
最初のうちは、ホームランでもOKです。まずはボールを打つことは、面白いという気持ちを引き出すのが肝心です。

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