文化祭の模擬店で何をするか、なかなか決まらなかったりしますよね。模擬店で利益を出さないといけないとなると、何が良いのか?悩むと思います。
そこで模擬店で食べ物は利益がでるのかをお話します。
模擬店でかかる費用は?
まず、原価がかかります。材料費ですね。忘れがちですが、調味料や揚げ油なども原価です。次に考えるべきものは、調理器具です。焼きそばなら鉄板とガス。綿菓子なら綿菓子の機械、唐揚げならフライヤーが必要です。他にもフライ返しやボールなど細々した調理器具も必要です。
そして、プラスチック容器や、紙袋など食べ物を入れる器や袋が必要です。これらは最低限必要な経費となります。
利益は出る?
飲食店の店舗であれば、売上から原価、人件費、家賃、光熱費、諸経費などを引いた金額が利益となります。原価率は30%以内が基準とされています。
では、模擬店も原価30%が良いのか?そうではありません。
文化祭の場合、人件費も家賃も光熱費も必要ありません。しかし、機材費や調理器具などが必要です。利益を出す為に大切なのは、販売数の設定と値段設定になるわけです。これが正しくできれば利益を出すことができます。
値段設定はどうする?
まず、必要なお金は全部でいくらか、販売数を見込んで計算します。そして、自分なら何円なら買うかを考えて値段設定します。基本的に学祭の模擬店は値段が安く設定されています。
例えば、
売値350円×個数200コ=70000円の売上があります。
材料費20000円+機材費20000+容器や調理器具代10000円=50000円であれば、利益は20000円です。
なので、原価の低い食べ物を選ばなければ利益は薄いでしょう。