ヘルプマンという言葉を聞くと介護士のことを思い浮かべるのが一般的なものでしょう。それでは、バスケにおいてのヘルプマンとはどういった意味を持つのでしょうか。
ヘルプマン
バスケのヘルプマンとは、ボールを持つ選手からパスを貰える位置にポジショニングできる選手のことや、ディフェンスでは自分のマークマンから離れて相手チームのボールマンへプレッシャーをかけたりカバーに行ける選手のことを指します。どちらもどこにポジションするかが重要になり、ヘルプへ行ける位置取りに成っていることが決め手になります。そして、ヘルプに行ける位置取りのことをヘルプポジションと呼びます。
ヘルプポジション
ディフェンス時に自分のマークマンがボールを持っていない場合、相手チームのボールマンが一番得点する機会があることになります。この状態で考えなければいけないことは、味方が抜かれた場合に自分がヘルプディフェンスに入れることと、自分のマークマンへのパスが来た場合、それを止めることが出来る位置にいることが必要になります。この難しいポジションにいるためには、自分のマークマンとボールマンを同時に視野に入れて認識しておくことが必要になります。言うのは簡単ですが、慣れるまでは難しいため、最初のうちは2人を指差すように意識してみるもの良いでしょう。
マークマンとボールマンを同時に見ると言っても、ボールがゴール下付近ではそうも言っていられません。その場合はマークマンにパスが渡らないように近づく必要があります。逆にマークマンがゴールから遠い場合は、パスが来た場合でも届くまでに距離と時間がありますので、離れていても追いつくことが出来るでしょう。ヘルプポジションをしっかりと取ることが出来るようになれば、チームとしてのディフェンス力が増すでしょう。