ダーツを始めると、バレルにはたくさんの種類があることに気づきますね？このバレルには投げ方によって適したバレルがあるのはご存知ですか？今回は「プッシュタイプ」に適したバレルの選び方について調べてみました。
プッシュタイプとは？
ダーツの投げ方には「プッシュタイプ」と「スイングタイプ」があります。プッシュタイプとはリリースするときに肘をターゲットに向け、押し出すように投げるやり方で、比較的コンパクトな動きで投げることができます。「プッシュタイプ」の投げ方では「スイングタイプ」の投げ方よりも高さが安定しやすくなります。
ですから投げた時にバレルが下がりがちな方に向いた投げ方です。それに対して「スイングタイプ」の投げ方は肘を支点にして肘から上の腕を振るように投げるため、「縦のライン」が安定しやすいという特徴があります。
プッシュタイプに適したバレルの選び方は？
ダーツのバレルはそれぞれ「カット」「重心」「形状」「長さ」「重さ」が違っています。ではどのような特徴のあるバレルがプッシュタイプの投げ方にあうのでしょうか？
「プッシュタイプ」にあうバレルの選び方について、まずは形状に着目してみましょう。
バレルの形状は大きく分けて「トルビード」「逆トルビード」「ストレート」の三つに分かれます。プッシュタイプにあう形状は「トルビード」です。トルビードは前方が膨らんだ形なので第二関節あたりでバレルを挟んで投げるプッシュタイプの方に向いています。
長さについては持ち方が関係します。タイプとしては「ロング」「ショート」「ベリーショート」があり、二本の指でグリップする方は短めのバレルの方が安定しやすいです。
重心は「センター」「前重心」「後ろ重心」があります。重心によってバレルを投げたときの軌道が変わるため、シャープに飛ばしたい場合は「前重心」を、緩やかに飛ばしたい場合は「後ろ重心」を選ぶといいでしょう。
カットは「シャーク」「リング」「ノーグルーブ」がありますが、「シャーク」は指の引っかかりが多く、「ローグルーブ」は滑りが良いです。「リング」はその中間といったところです。一般的には「リング」のものが多いようです。
重さについては実際に投げてみて自分にあうものを探したほうがいいでしょう。せっかくですから色々と試してみて自分にピッタリのものを選びましょう。
まとめ
ダーツのバレルには様々な種類があることが分かりました。バレルの選び方は個人差があって、例えば二本グリップでプッシュタイプの投げ方をする方の場合は「トルビード」で「前重心」「ショートタイプ」のものがオススメということです。
バレルを選ぶときには実際に試してみて選んだほうがいいようですね。せっかくですから色々試してみて自分にあうものを選んでみてはいかがですか？
