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どのスポーツにも、そのフォームにおいて使われる筋群のトレーニングが必要です。
ボーリングが上達するためのトレーニング方をいくつか紹介します。

トレーニングの目的

今回紹介する筋力トレーニングの、技巧的なねらいは、
「投球のパワーを強化する、足を踏み出す一定のリズム感覚を培う、
ボールを放す際、手首にかかる負担に耐えうる筋力を作ること」です。

スクワット

ボーリングでは、踏み出している足に全体重が一時的にのしかかるため、それに耐えうる
強い下半身を作る必要があります。
通常のスクワットからフォームを工夫します。
一歩目の、足を前にだし、上半身を前傾させた状態で5秒間待機し、
そのあと足を直立に戻す動作のほうが、より実践的でしょう。
さらにこれをもう片足にも行います。
このときすでに足が小刻みに震えるようであれば筋力不足といえます。

ランニングか、速いウォーキング

この目的は足運びのリズムを一定化するということです。
リズムがばらばらだとスムーズに体重を各部位に受け渡しできず、
必要なタイミングで必要な力が出ないからです。
一定のリズムを意識して足を動かすのがポイントです。

ハンドグリッパー、リストカールを使った筋トレ

ハンドグリッパーは、握力強化のための器具です。
ホームセンターなどでも売られているので、自分の力に合ったものを選びます。
リストカールとは、手首を内側に巻き、それを戻すことによって行われる
前腕の筋力トレーニングです。
特にボールを放す際、一番手首に負担がかかるので、
前腕の筋力はこの動作を手助けするのに必須というわけです。

 

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