バスケットボールのルールについて、初心者向けに簡単に解説していきます。
バスケの基本ルール
バスケットボールという競技は、5人制のチームスポーツです。ドリブルやパスを使いながら相手陣地のバスケットゴールを目指して得点を取り合っていきます。
バスケの試合時間は40分となり、10分間のピリオドを4回(第1ピリオド~第4ピリオド)行うシステムとなります。また、各ピリオドの間は2分のインターバルがあり、第2ピリオドと第3ピリオドの間のみ、10分間のハーフタイムを挟みます。
相手との接触が多いバスケではファウルがあり、それ以外の反則技としてバイオレーションがあります。どちらも犯してしまった場合には相手ボールからのスタート(スローイン、フリースローなど)となります。また、ファウルやバイオレーションの際は、試合の時間は止められた形となり、プレーが再開されると時間が進むようにしてありファウルなどでの時間稼ぎができない仕様になっています。
バスケで知っておくべき時間のルール
バスケの試合では、各プレーに関して時間の制限があります。簡単に時間のルールについて解説します。
24秒ルール:自チームがボールを得てから24秒以内にシュートを打たなければなりません
8秒ルール:自チームの陣地でボールを奪った場合、8秒以内に敵チームの陣地にボールを運ばなければなりません。
5秒ルール:ファウルなどでスローインを得た場合、審判にボールを渡されてから5秒以内にスローインをしなくてはなりません
3秒ルール:攻撃時、相手ゴール下の制限されたエリアに3秒以上とどまってはいけません(サッカーのオフサイドに類似のルール)
こうした時間の制約の中得点を取り合うスポーツがバスケとなります。
バスケの反則と仕組み
ファウル以外の反則について簡単に解説していきます。
バスケでは、ドリブルはボールが地面についてから自身がボールを持つまでの動作となりますが、再度ドリブルをしてしまった場合は「ダブルドリブル」で反則となります。
また、ドリブルをしていない状態で3歩以上歩いてしまった場合は「トラベリング」となり、反則となります。その他には、ボールを蹴ったしまった場合の「キックボール」などがあり、ファウルも含め個人が1試合で反則を5回してしまうと退場となります。
相手がシュートフォームに入った際でのファウルや、クウォーターごとで相手チームに4回以上ファウルをしてしまった場合は、「フリースロー」となり相手に無条件をシュートを打たせてしまうことになります。
フリースローは相手のシュートした場所に対してシュートを打てる回数が変わり、通常のシュートでは2回、シュートエリアの外側(スリーポイントシュート)の場合は3回となります。通常のバスケの得点は1回のシュートにつき2点もしくは3点つきますが、フリースローの場合は、1回のシュートで1得点となります。