スノーボードのスロープスタイルはオリンピックの種目にもなっている競技です。このスロープスタイルとはどんな競技なのでしょうか。スノーボードのスロープスタイルを紹介します。
スロープスタイルってどんな競技?
スロープスタイルと呼ばれる種目は近年になってから採用され始めた種目で、コースの上に設置された様々なアイテムを攻略しつつ滑り降りていく競技です。コースに設置されるアイテムの種類やコースの全長などは大会によって異なりますが、コース前半にはボックスやレールといったアイテムが設置されており選手が得意なアイテムを選べるようになっています。そしてコース後半には複数のジャンプ台が用意されている、というのが一般的なコースの概要です。
スロープスタイルの見どころと採点方法
スロープスタイルの見どころとして、コース前半の多彩なアイテムをどのように攻略していくのかというのも見どころの一つです。ですが、この種目の最も大きな見どころと言えばコースの最後に用意されている巨大なジャンプ台で選手が披露するパフォーマンスです。高難度の技を決められるチャンスではあるものの、失敗した場合のリスクが大きくなるので選手もどんな技を披露するか悩みどころとなっています。また、この種目では全体の滑走の流れが採点対象となっているため全体的な完成度を求められます。
スロープスタイルで使う道具
種目によって適しているボードが違うスノーボードですが、このスロープスタイルという種目ではツインチップ形状と呼ばれる形のボードが主に使用されているようです。このツインチップ形状のボードはテールとノーズが全く同じ形状をしているのが特徴で、スイッチ方向に対して滑りやすくなっています。