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「花より団子」という言葉があります。この場合の「花」とは「桜」のことです!そして、「団子」は、さまざまなバリエーョンがあります。なぜ。花見には団子なのでしょうか?これは、いつから始まったのでしょうか

お花見には、なぜ団子が…!?

お花見に団子の始まりは?

桜を愛でながら和歌を詠むのが、平安時代からの習わしでした。そうです。花見とは平安貴族にとって、自らの芸術の才を披露する場だったのです。桜を愛でながら食事するようになったのは、茶会が広まった戦国時代からと言われています。ただ、この頃の庶民には、今のようなお花見の習慣はありませんでした。では、お花見とお団子の関係はいつから始まったのでしょうか?

醍醐の花見とお団子の関係

お花見の時、お団子を食べる習慣の始まりは、安土桃山時代からのようです。それは、豊臣秀吉の、慶長3年に行われた京都・醍醐寺でのお花見、通称「醍醐の花見」からです。小田原の後北条氏を下して、天下を豊臣のものとした秀吉は全国の銘菓を集めて、醍醐の花見で披露した。その中に団子もあったようです。これが庶民に伝わったことが今のお花見のスタイルに繋がりました。

花見と団子は、江戸時代に定着!

やがて徳川幕府が江戸を政治の中心となると、江戸は世界で最もにぎやかな都市に発展していきます。秀吉の「醍醐の花見」から、大名には花見の習慣が根付き、庶民にも広がりました。お花見とお団子は、そのような流れで江戸時代に定着したようです。

お花見でお団子の始まりは!

豊臣秀吉の「醍醐の花見」で全国の銘菓を味わいながらの花見が全国に伝わった。江戸時代になってから、その流れで、花見で団子を食べる習慣が定着して今に至る。

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