テニスを上手になりたいために壁打ちの練習する人も少なくありません。しかし、壁打ちの練習に否定的な人もいます。では、壁打ちでテニスは上達するのでしょうか。壁打ちは練習方法としてよくないのでしょうか。
テニスの壁打ちは実際的か?
テニスの練習ということで、壁打ちで練習する人も少なくありません。家の壁を利用したり、空き家の壁を利用して壁打ちでテニスの上達をねらう人は多くいます。しかし、そのような壁打ちでテニスは実際に上手くなるのでしょうか。
死んだボールでは意味がない?
壁を使ったテニスの練習方法に否定的な人もいます。その人たちの主張によると、壁打ちはボールが死んでいて、練習にならないといいます。そのようなボールを何度打ったとしても上達することはないと言います。果たしてそうなのでしょうか。
練習しないほうが実際的ではない
確かに、壁打ちで返ってきたボールは、誰かと打ち合うボールよりは速度が遅くなり、実際的ではないかもしれません。しかし、全く意味がないという事ではありません。そのような練習に意味がないと考えて練習しない方が、よっぽど実際的ではないと言えます。
壁打ちをしなければならない理由
壁打ちをしなければならない理由はいろいろあります。例えば、単純に一緒にプレーしてくれる人がいなければ壁打ちをしなければならなくなります。また、近くにテニスコートがないといったことも、壁打ちをしなければならない理由となります。
壁打ちをするメリットには何がある?
壁打ちをすることによるメリットのはたくさんあります。その一つは、ボールが必ず返ってくるということです。相手がいるならば、相手の技量によってボールが返ってきたり来なかったりします。しかし壁の場合は必ず戻ってきますので、自分がミスしない限り中断することなく練習を行えます。
繰り返しの練習を実施できる
壁打ちはのメリット中には同じショットをずっと練習できるというものもあります。相手がいるならば、帰ってくるボールのコースや力の度合いは毎回異なってるはずです。しかし、壁打ちは自分でコントロールするならば同じボールが帰ってきて同じショット練習することができます。
コートを借りることがないために経済的
テニスコートを借りて練習するならば、そのための費用が必要です。しかしテニスコートを借りる時の費用は馬鹿になりません。頻繁に借りるわけにはいかないという人も多いことでしょう。その点壁打ちはお金をかけることなく練習できるので、その面で大きなメリットといえます。
壁打ちを楽しむようにしましょう
相手から返ってきたボールと比べるならば壁打ちによるボールは、それ程威力がないために生きたボールとは言えないかもしれません。しかし、壁打ちは壁打ちなりの良さがあります。その良さを十分に生かしてテニスの壁打ちを楽しむことにしませんか?