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氷上で繰り広げられる様々なウィンタースポーツ。その競技を支えている立役者となっているのがスケート靴です。そんなスケート靴の歴史や現在行われているスポーツで使われているスケート靴の種類をまとめました。

スケート靴の歴史や豆知識のまとめ集

スケート靴の長い歴史

スケート靴はいつの時代からあったのでしょうか。その歴史は意外にも非常に古く、その始まりは先史時代まで遡ります。現在のスケート靴の原型が発見されているのは、ヨーロッパの寒い地域の遺跡など。その当時はシカや羊の動物の「骨」を使って作られていて、骨製のスケートはなんと14世紀ころまで現役で使われていたというから驚きです。

歴史とともに変わっていった素材

そんな骨製のスケート靴に変化が見られるようになったのは、14世紀ころ。この時代から、ヨーロッパでは次第に「木」で出来たスケート靴が世に出回るようになっていきます。木製のスケート靴は実際にはこの時代より以前にもあったようですが、その時のスケート靴はむしろ今でいうミニスキーのような形だったと言われています。そこからさらに時代が経ち、いよいよ本格的に鉄製のスケート靴が使われ始めるのですが、最初のころは非常に重量あったので、足首を痛めてしまう人も多かったようです。

スポーツごとに違うスケート靴の構造

スケート靴を使った主な競技は、「フィギュアスケート」「スピードスケート」「アイスホッケー」「ノルディックスケート」などが挙げられますが、それらの競技で使われるスケート靴は、その競技に適した進化を遂げているので全て違う形状をしています。ここからはそんな競技別のスケート靴の特徴を見ていきましょう。

フィギュアスケートのスケート靴

氷上を華麗に舞い、ダイナミックなジャンプなどで観客を魅了するフィギュアスケート。日本ではこのスポーツがスケート競技の中でも特に人気ですが、その特徴は、エッジが厚いこととトウピックと呼ばれる部分です。フィギュアスケートの靴は氷上と接する部分であるエッジに厚みがあるのと足首がしっかり固定されるので、安定した滑りを見せます。また、エッジのつま先にはトウピックというギザギザが入れてあり、選手たちはこの部分をうまく活用してジャンプやスピンをするのです。スケートリンクで貸し出されるスケート靴としても一般的によく知られたタイプと言えます。

スピードスケートのスケート靴

スピードスケートは文字通り速さを競う競技なのですが、その靴の形状はフィギュアスケートとは全く異なります。その最大の特徴はブレード部分です。氷面との抵抗をできる限り抑えるため、エッジ部分が非常に薄くなっています。それに加え、少しでも長く氷上で滑らせるために、靴部分よりもエッジが長くなっています。そして長野オリンピック以降、スケート靴が進化を遂げてエッジがかかと部分から離れるスラップスケートという靴が誕生しました。

アイスホッケーのスケート靴

氷上で激しく選手同士がぶつかり合うアイスホッケーは、オフェンスでもディフェンスでもターンやストップ&ゴーなど急な動きが必要になる場面が多々あります。そのため、ブレード部分は靴に合わせたように両端がやや反り上がった形をしています。また、GKは全く違う形をしており、まっすぐ伸びた直線のブレードと衝撃に耐えられるタフな作りをしています。

ノルディックスケートのスケート靴

ノルディックスケートとは言わば氷上のマラソン競技のようなもので、1万mなど非常に長い距離を滑ります。そんなノルディックスケートで使用されるスケート靴の特徴は、エッジが靴部分よりも非常に長くなっていることです。また、これまでの競技は氷上で様々な動きをするため、靴とブレードにある程度の隙間がありますが、ノルディックスケートはブレードと靴が直接ついているのが特徴です。

意外と知らないスケート靴の履き方

スケートリンクで貸し出されているのはフィギュアスケート用の靴である場合が多いのですが、慣れていない方は意外にもこの靴の「履き方」が難しいという人もいます。スケート靴は大抵ヒモ靴タイプが多いのですが、ちょうど足首にかかる部分に、冬用のブーツのようにヒモをかけるフックがあるので、ヒモを下の段から「フックの上から下にヒモをまわしてから」次の上の段にジグザグにかけていくのが正しい方法です。これによって足首部分を固定しやすくなるので、ケガの防止につながります。

スケート靴でスポーツの特徴を知る

スケート靴はその長い歴史から、現代ではそれぞれの競技の目的に合わせた様々な進化を遂げましてきました。そんな長い年月を経て彼らのあの美しい演技や圧巻のスピードが生み出されていると考えると、スケート競技の見え方が少し変わってくるかもしれません。

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