テニスを題材にしたアニメと言うと、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。今回は誰もが思う浮かべるあの超有名アニメからOVAで意外と知られていない作品まで、オススメのテニスアニメをご紹介します。
超有名アニメ「テニスの王子様」
1998年に週間少年ジャンプで連載がスタートし、今も絶大な人気を誇る漫画「テニスの王子様」のアニメ。アメリカ各州で開催されたテニスのジュニア大会で数々の優勝を誇る天才少年、越前リョーマがテニスの名門「青春学園中等部」に入学し、そこで数々のライバルと切磋琢磨していく物語を描いたものですが、その最大の特徴は「破天荒さ」。あまりに特徴的な登場人物と、物語が進むにつれてエスカレート(悪化?)していく数々の人間離れしたプレーの数々が、「もはやギャグ?」とさえ感じさせてしまう熱血アニメです。
テニスの王子様は全国大会篇がオススメ
テレビ放送はされず、OVAとして発売された、テニスの王子様の集大成とも言える全国大会篇。この辺りから試合中の「大技合戦」が加速し、ある意味少年誌らしい強さのインフレが大爆発していきます。そんな大白熱する試合の最中繰り広げられる選手達の葛藤や人間面での成長も注目の作品です。
更なる進化を遂げた「新テニスの王子様」
そして「テニスの王子様」が少年誌「ジャンプスクエア」に連載を移しスタートし、アニメ化されたのが「新テニスの王子様」です。全国大会を経た彼らの舞台は、Uー17の日本代表合宿。そこで彼らはかつてのライバルや、新たに登場する高校生の超トッププレイヤー達と一緒に、これまでとは次元の違う戦いに身を投じていきます。今までの破天荒なプレーがさらにグレードアップし、またお笑い要素もふんだんに盛り込まれたこの作品。
正統派テニスアニメ「ベイビーステップ」
週刊少年マガジンで連載されている、1人の高校生の少年がテニスに出会い、成長していく様を描いた「ベイビーステップ」。このアニメは正統派なテニスアニメで、成績優秀で非常に真面目な高校生、丸尾栄一郎がテニスに出会い、その練習へのひたむきな姿勢と天性の「目」の良さを生かして、プロデビューを目指して同世代のライバルや国内の強豪と接戦を繰り広げていきます。
丸尾くんが試合で見せる分析がすごい
「ベイビーステップ」での見どころは、主人公である丸尾くんが見せる練習ノートでの分析。自分の戦力の客観的な分析や相手プレイヤーの特徴、そして試合中でのラリーの結果や持っている武器の中で自分ができることなど、非常に冷静に、かつ勝利への執念を胸に相手に挑んでいきます。テニスプレイヤーとしては経歴の浅い彼が強敵相手にどんなテニスを見せるのか、試合中は目が話せません。
数多いシリーズが放送される「てーきゅう」
第1期、第2期と放送されているアニメは多いですが、5期、6期、そして7期と愛されているアニメはそう多くはありません。そんな長く愛され続けているのが「てーきゅう」です。亀井戸高校テニス部に所属している4人の女の子が、送る、テニスをしたりしなかったりのお笑い要素満載の日常を描いたアニメ。もはやテニス要素あるの?と感じてしまいそうなギャグ要素満点のアニメで、見ていて癒されます。
青春も笑いもテニスもありの「そふてにっ」
「そふてにっ」は白玉中学校の女子ソフトテニス部で全国大会出場を目指している女子を中心に、様々な学校との試合や青春を面白おかしく、時に真面目に描いたアニメです。萌えとお笑い要素を中心に、恋愛や青春、そしてちょっぴり真面目なソフトテニスの部活動など、面白いバランスが特徴的です。
王道中の王道アニメ「エースをねらえ!」
あの松岡修造氏の愛読書であり、実写ドラマ化、アニメ化がされた「エールをねらえ!」。当時の少年・少女にテニスブームを巻き起こしたスポ根アニメの象徴のような存在です。県立西高校のテニス部に入部した一年生の岡ひろみが、新しくコーチに就任した宗方コーチからの厳しい指導や部内での様々なトラブルにも負けず成長していく様を描いた青春ドラマです。
多彩なジャンルが魅力のテニスアニメ
往年の名作から破天荒な作品、正統派作品からギャグ作品まで、少ないながらも多彩なジャンルが揃っているのがテニスアニメの大きな魅力です。今回ご紹介した作品から、皆さんのお気に入りの作品を探してみてください。