バスケの試合で選手たちのスーパープレーを見るのは大変楽しいものです。そんな白熱した試合を陰で支えているのが審判団。そんなバスケ審判員はどのような仕事なのか。審判になるための方法などの面から見ていきましょう。
公認審判だけの特典がある
JBAでは、公認審判だけの特典があります。JBAの公認審判になると、審判登録証を提示することで、JBA主催の「バスケ天皇杯、皇后杯、全日本大学インカレ、全国高校ウィンターカップ、都道府県対抗ジュニアオールスター」を無料観戦することができるようになります。特典はJBAが指定する国際大会にも適用され、国際大会も無料観戦できます。
審判の給料はどのくらいか
審判の給料はカテゴリーによって変動があり、JBL(日本バスケットボールリーグ)の場合は、1試合ごとの給料が1万〜2万円ほどと言われています。BJリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)はJBLより高めの設定で、1試合ごとの給料3万円〜5万円が相場となっています。ほとんどの審判は審判の仕事のみしているわけではなく、アルバイトやリーグ運営職員など本業の傍らで審判を行っているのです。
NBAの審判はどのくらいもらっているのか
バスケの最高峰NBAでは、1試合ごとではなく年俸制で給料を受け取っているようです。年俸は通常の審判では8万5千ドル(約1025万1000円)、トップレベルになると30万ドル(約3618万円)ほど受け取ることになると言われています。給料の高さは日本の審判と桁違いですが、NBAでは試合前チェックに合格しないと試合に出られません。審判に求められるものは非常に厳しいと言えます。
誤審は最もこたえること
審判にとって最もこたえることはやはり「誤審」が起きたとき。誤審が起こってしまうと選手やファンの信頼を失い、場合によっては長きにわたってバッシングを受け続けることもあります。資格剥奪まではいかなくとも、大きなストレスになることは間違いないでしょう。
すっきり試合を進めるのがやりがい
審判とは1試合を戦う体力に的確な判断力、自信が求められますし、誤審をすれば周囲から厳しい目で見られることもある難しい仕事です。そんな審判のやりがいとは、試合をすっきり気持ちよく進行できることにあります。次にバスケを見る機会があれば、審判の動きを見ながら観戦するのも良いのではないでしょうか。