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柔道の二段を取得するための条件をまとめてみた。

黒帯になったみなさん。次の二段への昇段試験は考えていますか。昇段試験は技術や時間が必要ですし、やっとの思いで黒帯を手に入れたと思います。

今後は八段に向けて少しずつ鍛錬していくことでしょうが、今回は初段の次である柔道二段になる条件をまとめてみました。

 

年齢制限

柔道では昇段試験に最低年齢が設定されています。二段は初段と同じく満14歳という年齢制限が設けられています。 ただし、例外もありその場合は年齢制限は適用されません。ちなみに四段までが年齢制限14歳です。

 

二段試験内容

昇段試験の試験内容は、まず修行状況、試合成績が書いてある書類によって審議が行なわれます。 審議後は実技、筆記、口頭試問等の考査にて昇段の可否が決まります。

各段の実技として形の試験があります。二段の昇段試験においては「投の形」にて審査されることになります。特例ではありますが、初段、二段および三段候補者のうち身体の事由によって衝撃を受ける技、形が不可能な場合、柔の形をもって受験することが出来ます。

 

投の形とは?

「投の形」とは手技、腰技、足技、真捨身技、横捨身技各3本ずつ、計15本からなる投げ技の形となります。手技は浮落、背負投、肩車となり、足技は浮腰、払腰、釣込腰となり、真捨身技は巴投、裏投、隅返となり、横捨身技は横掛、横車、浮技となります。全ての技を左右行ないます。

現在の形は1960年に統一されて以来ずっとこの15本となっています。

 

得点、修行年限による制限

昇段試験は得点、修行年限によって制限されています。大会成績により得点というものがあり、得点によって秀、優、良、可と分けられます。「秀」は全日本柔道選手権大会、世界柔道選手権大会又はオリンピック競技大会柔道競技で3位以上の成績を収めた人となり、修行年限は半年以上で昇段試験を受けることが出来ます。

「優」は10点以上又は全日本柔道連盟の強化選手に選考されている人で、1年以上の修行年限で受けることが出来ます。「良」は6点以上となり、1年半の修行年限となり、「可」は3点以上で、3年以上の修行年限が必要となります。

 

まとめ

柔道で二段を受けるには今までと違って成績、修行年限が厳しくなっています。ですが、時間は掛かっても成績を残せば昇段試験を受けることは可能となっています。

詳しい昇段試験の内容については各都道府県の柔道連盟によって異なるので、ホームページなどを参考にしてみて下さいね。

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