今何かと話題のテニスですが、テニスをやっている選手の筋肉はどれも鍛え上げられており、素晴らしいですね。テニスを上達する上で筋トレはかかせません。
では、どの筋肉をどのように鍛えるのがテニス上達に有効なのでしょうか。ここではテニスで有効な筋トレメニューについて紹介していきます。
サーブに必要な筋トレとは
テニスのサーブの速度は男子選手で200キロ以上、女子選手でも世界のトップレベルだと200キロ前後します。サーブの速度やコントロールを身に着ける事で試合の優劣が決まるといっていいでっしょう。このサーブを鍛える筋トレメニューは上半身はもちろんですが、全身鍛えていく必要があります。
○ 体幹を鍛える。腹直筋や背筋などを鍛えるといいです。トスバックからテイクバックに入る一瞬の静止状態をトロフィーポーズと言います。このトロフィーポーズをしっかりする事で、下半身から上半身へ動きがスムーズになり、サーブの速度も向上するのです。筋トレメニューは「プランク」が有名です。うつ伏せの状態から両肘を床につき、腰を浮かします。頭から足先まで一直線になるよう姿勢を維持します。この筋トレメニューで腹直筋や背筋を同時に鍛える事が出来ます。まずはその姿勢を1分間行えるようになりましょう。慣れてきたら時間を増やし、3分以上出来るようになれば筋肉も相当鍛えられてるはずです。
○ ハムストリング。テニスでは上半身だけでなく下半身も重要です。トスアップした際に膝を曲げる事で地面からのパワーが伝わりやすくなります。ハムストリングを鍛える事で屈曲、伸展をスムーズに行えるようになりましょう。筋トレメニューは「スクワット」がいいでしょう。全身の筋肉の多くが下半身に集中しています。スクワットをする事で効率のいい筋トレが出来ます。10×3セットを行い、慣れてきたらバーベルを肩に担ぎ負荷を高くしていきましょう。
ストロークを意識した筋トレとは
テニスは打ち合うスポーツなのでストロークを上達させるのは必然です。どのような筋トレメニューをすればいいのでしょうか。
○ 大腿筋、大臀筋。下半身を鍛える事で相手の強烈なストロークにも体勢を崩さずに打ち返す事が出来ますし、こちら側も強烈なストロークを打つ事が出来るようになります。大腿筋、大臀筋を鍛える筋トレメニューも「スクワット」がオススメです。ジムで行う事も出来ますが、自宅でも出来る自重トレーニングなのでいつでも出来る利点があります。
○ 広背筋。パワーのある球を打つには広背筋を鍛えましょう。腕の力だけでなく、広背筋を使う事でパワーのある強烈なストロークが打てます。筋トレメニューは体幹を鍛えるのに「プランク」もいいですが、広背筋にポイントを絞って鍛えるのであれば、「懸垂」がオススメです。公園や学校の校庭にある鉄棒を利用しましょう。広背筋を鍛えるには1番効率のいい筋トレです。10×3セットを行って下さい。
まとめ
テニスを行う上で大事な筋トレは他にもありますし、筋トレだけではなく、持久力をつけるのも大事です。まずは無理をせずに自分のペースでもいいので筋トレをしテニスを楽しんで下さい。