ダイエットを目的としてランニングを始める人も多いのではないでしょうか。普段から運動してる人とそうでない人もいるとは思いますが一体何キロランニングをするとダイエットに効果的なのでしょうか。
ここではランニングによるダイエットについて紹介していきます。
有酸素運動と無酸素運動
まずいきなりですが、ランニングで何キロ走れば痩せるという考え方は忘れましょう。ダイエット目的であるならばランニングだけでは不十分なのです。ランニングは有酸素運動になり脂肪の燃焼をしてくれます。
しかし、痩せやすい体質を作るには不十分であり、有酸素運動だけではなく、無酸素運動を取り入れましょう。無酸素運動とは腹筋やスクワット等のいわゆる筋力トレーニングの事です。筋力トレーニングをする事で本来の基礎代謝が上がります。
基礎代謝とは人間が呼吸をしたり、心臓が動いたり胃の消化をしたりと何もしていなくても消費されているカロリーをさします。自分の基礎代謝を計る場合、20代女性ですと自分の体重×23.6が自分の基礎代謝です。この基礎代謝を上げる為には無酸素運動などの筋力トレーニングをし、筋力をつける事で何もしていなくても消費されるカロリーを上げる体質を作ります。
そこに有酸素運動のランニングをくわえる事でダイエットが成功していくわけです。
ランニングの目安
では、実際に無酸素運動をし基礎代謝を上げつつ有酸素運動のランニングをするんですが、何キロ走れば効果が得られるのでしょうか。走るペースや歩幅、自分の体力もありますので、何キロ走れば効果が得られるかは個人差があります。
大事なのは何キロランニングをしたのかではなく、何分ランニングをしたかによります。有酸素運動をした場合、脂肪燃焼は開始20分後からと言われていますので、最低でも20分以上はランニングをする必要があります。20分というと距離にして大体3キロぐらいになります。もちろんそれ以上の時間走っても構いません。
単純に20分ランニングをすると約100キロカロリーの消費になります。脂肪を1㎏落とすのに必要なカロリーは7000キロカロリーと言われていますので、ランニングだけで落とすのは難しいと言えるでしょう。
まとめ
ランニングだけのダイエットでは長期間必要ですし、効率が悪くなりますが、無酸素運動を取り入れたり、食事制限をくわえることで大幅に体重を落とす事が可能です。
ランニングだけでダイエットをするのではなく、組み合わせを考えて運動してみて下さい。