近年、各地の高校をはじめとした文化祭でコーヒーカップやジェットコースターといった遊園地のアトラクションを教室の中に作ってしまうという驚きの出し物が流行っているそうです。 テレビでも取り上げられている文化祭でのジェットコースター。
今回は文化祭で今流行りのジェットコースターを作る上での費用と注意点をまとめてみました。
学生さんはお金がない!!資材を安く集める方法
文化祭準備でまず話し合われるのが予算の問題です。いくら学校側から予算が下りると言っても予算には限度があります。 ジェットコースターのゴンドラとレールを作るだけでなく、その他教室の装飾にもお金がかかってきます。 実際に文化祭でジェットコースターを制作したクラスの多くは、木材を地元の工務店から大量に安く買い取る手段をとっています。
ホームセンターでも木材は買えますが、ゴンドラ用にベニヤ板とレールを組むための大量の木材を購入するとなると結構な金額になってしまいます。 それに加えて、レールを固定する金具やゴンドラに取り付けるキャスターなども必要になってくるのですから、大量の木材の費用はなるべく安く済ませたいところです。 その点、地元の工務店さんに話が通れば、建設工事で出た廃材を安く大量に手に入れることが出来ます。
また、家を建てるのに使った木材となれば、強度も満足いくものが手に入るはずです。 クラスの出し物がジェットコースターに決まったら、まずは地元の工務店に交渉してみましょう。また、友達のつてとかないかを聞いてみるのもいいかもしれませんね。いらなくなった資材を集めるのもありかもしれません。
ジェットコースターを企画するうえでの注意点
狭い教室内で作られたジェットコースターは本物同様、安全第一でなければなりません。 最悪の事態を想定して、それをどうカバーしていくか。何度も試作を繰り返しテストを行うことは欠かせまんね。
脱線した場合には自動で止まるよう設計したり、ゴンドラは衝撃を吸収できるような素材を使ったり、コースも筋交いを何本も入れて補強するなどしましょう。 また乗車する側にも安全のための注意点を事前に説明しておくとよいでしょう。教室には窓ガラスもあるので、できれば屋外を使用するか、窓から離れて作成することをおすすめします。
まとめ
大がかりな出し物のためうまくいかないこともたくさんあるでしょう。 しかし、それをクラス全員で乗り越えるという経験はその先の人生で大きな糧になること間違いありません。
一から制作するのは大変でも、過去に制作した方から設計図等を取り寄せることも可能です。文化祭の思いで作りには必要なものです。