ラグビーをプレーする競技場は「コート」と呼ばれます。ラグビーはサッカーをする競技場と同じ場所で行われることが多いですね?しかしラグビーの「コート」とサッカーの「ピッチ」では大きさが少し違います。
では、この「コート」はどのくらいの大きさなのでしょうか?調べてみました。
ラグビーコートの大きさ
タッチラインとゴールラインに囲まれた部分を「フィールドオブプレー」と言います。この、「フィールドオブプレー」の大きさはタッチラインが100m以上、ゴールラインは70m以上となっていますが、国際試合ではタッチラインが100m、ゴールラインが70mと規定されています。
コートのゴールラインの一番外側は「デッドボールライン」と言いますが、ゴールラインとデッドボールラインの間は10m以上で最大22mとされています。
しかし、シニアの試合や7人制ラグビーの国際試合の場合は、タッチラインが94m以上、ゴールラインは68m以上、デッドボールラインは6m以上という規定になっています。
少年ラグビーの場合
U-19(19歳以下、高校、高専以下の試合)の場合は、一般の試合と同じ大きさです。
U-15(中学生の試合)もU-19と同じように一般と同じ大きさのコートを使います。
U-12(小学生以下、ミニラグビー)の場合は年齢別にコートの大きさが決められています。
U-8(幼児~1、2年生)の場合はタッチライン40m以内、ゴールライン28m以内、ゴールラインからデッドボールラインまでの幅は3m以内となっています。
U-10(3~4年生)の場合はタッチラインが60m以内、ゴールラインは35m以内、ゴールラインからデッドボールラインまでの幅は5m以内と、なっています。
U-12(5~6年生)の場合はタッチライン60m以内、ゴールライン40m以内、ゴールラインからデッドボールラインまでの幅は5m以内となっています。
サッカーのピッチとの違いは?
ラグビーとサッカーは同じ競技場で行われることが多いですが、「ラグビーコート」と「サッカーピッチ」は同じなのでしょうか?
サッカーのピッチは縦90~120m、横40~90mとなっていますが、国際試合では105m×68mが一般的となっていますので、全く同じという訳ではありませんが、ほぼ同じ位なので同じ競技場で行うことができます。
いかがでしたか?ラグビーのコートの大きさはサッカーのピッチと同じという訳ではありませんが、あまり違わないということがわかりました。
2019年はラグビーのワールドカップも行われます。普段はあまり観ないという方もこの機会に観戦してみてはいかがでしょう。