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技ありとか有効って何?知っておきたい柔道のルールまとめ

オリンピックなどでも注目を集めることが多い柔道ですが、基本的な試合のルールを知っているとより楽しむことができます。柔道の試合の判定方法についてまとめてみました。ルールを覚えておくと柔道の試合を見ても一緒に楽しめると思います。

柔道の技の判定

柔道の試合の技の判定には「一本」「技有り」「有効」「効果」の4種類があります。「一本」をとった段階で試合終了となります。「技有り」を2回取ると「一本」となります。「有効」や「効果」は何回とったとしても、「技有り」に及びません。

試合時間いっぱいまでかかった場合、「技有り」の有無、「有効」「効果」のポイントや、反則などの有無などによる判定で勝敗を決めます。一般や技ありを取るのが一番良いですが、効果や有効もしっかり取っておくのが重要です。

判定の基準

投げ技の場合、技をかけてほぼ仰向けの状態にして倒したら「一本」と判定されます。寝技で抑えこみをした時は、30秒間押さえ込んだ場合、もしくは相手が「参った」といった場合は「一本」。

また、絞め技、関節技で相手が降参するか、審判が止めに入った場合に「一本」となります。「技有り」は一本に近い効果がある投げ技の場合や、押さえ込みで25秒以上30秒未満の場合に適用されます。

「有効」は技有りに近い効果ある投げ技、抑え込みが20秒以上25秒未満の場合、「効果」は有効に近い効果がある投げ技、抑えこみが10秒以上15秒未満の場合に適用されます。このように、一瞬で技を決めるのか、時間を掛けて試合をするのか、とても考えなければいけない試合になります。

反則をした場合は負けになる

試合中に、選手が禁止されている行為をした場合、「指導」もしくは「反則負け」が宣告されることがあります。特に、「川津がけ」や相手を肩車にして直接広報にブリッジするような動作で投げるなどの危険な行為や、相手や審判員に人格を無視したような発言をしたりするといった柔道精神に反する行為をした場合は「反則負け」が宣告されます。

反則の判定は、主審が2人の副審と競技した上で、3人の多数決によって決められます。また、消極的な試合をした場合「指導」が取られることがあります。「指導」だけでは直接判定に影響しませんが、「指導」が積み重なると、「注意(有効)」、「警告(技有り)」となります。他のスポーツと一緒で、反則するのはやめましょう。

まとめ

柔道の技の判定は、主審ならびに二人の副審によって決められます。ポイント狙いで技をかける選手もいますが、どんなにポイントを稼いでも「一本」にはかないません。どんなに優勢でも試合終了まで気を抜くことができないのが柔道の試合です。このようにルールを覚えることで試合をより一層楽しむことができます。

https://www.youtube.com/watch?v=BSmdD9IE6q0

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