バスケの用語でよく聞かれるゾーンという言葉があります。
普通に訳すとある特定の地帯・地域などの意味がありますが、バスケの中ではどのような役割になっているのでしょうか。
今回はバスケのゾーンについてまとめていきます。
ゾーンディフェンス
よく使われるのが、ゾーンディフェンスという言葉です。
ゾーンディフェンスとは、それそれがある一定の区域を守り、それぞれの陣形を組む守りの仕方です。
特に相手に得点される確立の高いゴール付近を守ることが多くなります。
逆にゾーンディフェンスに対する攻め方をゾーンオフェンスと言います。
一言でゾーンディフェンスといっても様々なパターンがあり、格チームでの戦術に沿った練習が必要になってきます。
チームとしてのディフェンス力が表に出るので、それそれがよく理解して行うことが大切ですね。
ゾーンディフェンスの利点
なぜゾーンディフェンスを行うのか?というと、一番の効果はゲームの流れを劇的に変えてしまうことがあるからです。
相手に流れが傾いたところでゾーンディフェンスをすると、流れが変わることがあります。
そして5人で守ることで全員で走りやすく、速攻を出しやすくなります。
1対5で守るため個人スキルで劣っている相手だとしても、守りやすくなります。
そしてゴール付近も固い守りで長身選手を置くことも出来るので、ゴール下シュートを防ぎやすくなります。
気をつける点
しかし、注意しなければならない点もあります。
ゲームの流れを大きく変えるというのは、相手に流れが変わることもあります。
皆で守ることで個々の責任が薄くなることも考えられます。
そして、ゾーンディフェンスに対して強いチームには通用しにくいこともあります。
ゴール付近を守れる反面、アウトサイドからのシュートに気をつけなくてはいけません。
まとめ
ゾーンディフェンスは逆転を生み出したり出来る、とても魅力的な戦術のひとつです。
いつ、どんな形で、どの流れで、誰を使って、など仕掛け方が重要になってきます。
試合の流れをよく見極めて、個々のチームとしてのレベルが高ければ高いほど、機能してくるディフェンスと言えるでしょう。