バスケットボール用語に「オーバーナンバー」という言葉が有ります。
なんのことか知らない人でもなんとなくイメージできるでしょうか。
今回は「オーバーナンバー」について紹介します。
オーバーナンバーって？
英語表記では”over number”と表します。
overは「超える」などの意味を持ち、numberは「数」や「人数」などの意味を持ちます。
直訳してみると、「人数が多いこと」のようになるでしょうか。
オーバーナンバーという言い方をするのは、バスケットだけではありません。
多人数で行う他のスポーツでもよく使われます。
バスケ用語のオーバーナンバー
それでは、バスケットで使われるオーバーナンバーが何を意味するか。
それは、オフェンスの人数がディフェンスの人数よりも多い状態のことを意味します。
バスケットの戦術として数的優位な状況を作ることです。
戦術として重要
このオーバーナンバーというのは、ゲームの流れの中で偶然に起こる状況のことではありません。
意図的にオーバーナンバーに持ち込むということが重要になります。
例えば、ファーストブレイク（速攻）を仕掛ける時には、一般的にオーバーナンバーを作り出すような戦術を組み立てます。
攻め手が絶対的に有利な状況を瞬時に作って、得点してしまおうということです。
オーバーナンバーだと、オフェンスが必ず一人空いた状況です。
シュートが外れたとしてもセカンドチャンスが狙えます。
まとめ
オーバーナンバーはバスケットに限らず、どのスポーツでも重要な戦術です。とりわけバスケットにおいては、スピードのある速攻などに使われますので、知っておけばより楽しめますよ。
