釣りでよく使われる用語を、わかりやすく解説していきます。
今回は「キャスト」についてです。
キャストとは
キャストとは、ロッドを振って、ルアーやフライなどの仕掛けを飛ばすことです。
タイミングよく糸を放ち、狙った場所に仕掛けを落とせるようにします。
キャストには様々な種類があります。
ルアーでよく使われるキャスティング
【オーバーヘッドキャスト】
ロッドを上に振り、投げる方法です。最も遠くへ飛ばすことができます。
短所としては、着水の音が大きくなること、風の影響を受けやすいことがあります。
【サイドキャスト】
オーバーヘッドキャストが使えない時に重宝する投げ方です。
風が強いとき、近くに障害物などがあるときに使います。
【ピッチング】
ルアーを振り子のようになげる方法です。
遠くへは飛ばせないものの、 コントロールはしやすく着水時の音も小さくすみます。
フライでよく使われるキャスティング
【フォルスキャスト】
フォルス(偽の)キャストという名前の通り、フライを空中に保持したまま
前(フォワードキャスト)と後ろ(バックキャスト)にラインを振る動作です。
狙ったポイントまでの距離感を取ったり、遠くに飛ばすためには不可欠なものです。
【スリークォーターキャスト】
実際の釣場で良く使われるキャストです。
オーバーヘッドキャストとサイドキャストの中間の動き、というイメージです。
木や岩が多い渓流釣りでは、真上、真横からのキャストが難しい場合が多いので、
その中間で投げることが必要になります。
おわりに
いがかでしたか?
基本となるキャスティングをしっかりマスターしましょう。