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今回は、ボーリングで保たれるべき基本的な投げ方のコツ及び
それにカーブを加える方法を紹介します。

投げ方のポイント

・「投げない」
ボールを前方に放つことを便宜では「投げる」といっていますが、文字通り投げるわけではありません。
どちらかというと、「ボールから手を放す」というほうが適切であり、それは自然に
手首が外側にかえって指がまっすぐに伸びることで行われます。
これを「ボールをこぼす」と表現する人もいます。
では、どのように「こぼす」のでしょうか。

・「身体全体が大きな振り子、腕は小さな振り子」
身体で、2つの振り子を作ります。
投げる前の4歩の踏み出しが重要であり、ここで重心移動が発生します。
はじめに、ボールを持つ手を前に踏み出しますが、その際に重心はその足の腿に移動します。
そして、この腿のばねを使って体軸を通して反対の足の踏み込みに重心を置きます。
このとき、重心は振り子のごとく前後するので、身体全体を大きく振るといった感じになります。
また、普段歩くときでも、出した足と同時に腕が前方に振り出され、反対側の一歩では後方に振られます。
ボーリングも同様に、肩を中心とした振り子が生じます。

振り子を意識して、「自然に手の先からボールが離れる」感覚をつかむのです。

カーブの利かせ方

カーブのコントロールは全て親指で行われています。
レーンまっすぐの方向に対して、親指の方向が投げたい方向になった状態で
親指、薬指、人差し指の順で指を離すことで曲げることができます。

 

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