日程調整サービス『調整さん』が運営するあなたをもっとアクティブにするメディア

ブラインドとはズバリ「裏」のことです。
バスケではブラインドエリアとかブラインドサイドなどという用語を使いますが、それぞれについて説明したいと思います。

ブラインドエリア

ボールを持っているプレーヤーのことをボールマンと言いますが、ボールマンの視野に入らないディフェンスの裏の位置のことをブラインドエリアと言います。つまりディフェンスの後ろ側や背中側のことです。
ディフェンスを振り切るには効果的ですが、パスが出し難いボールを貰い辛い位置なので、オフボールマン(ボールを持っていないプレーヤー)が長く留まってはいけない場所です。早くビジョンエリア(ボールマンの視野内)に動く必要があります。

ブラインドサイド

プレーヤーの視野から外れた場所。
デフェンスにとってボールのある側をボールサイドと言い、背中の死角になる側をブラインドサイドと言います。
このブラインドサイドを使った攻撃にブラインドサイドカットがあります。
ボールマンから見た時に、ディフェンスの後ろ(裏)を通ってカットイン(※1)する方法です。ディフェンスの死角へ回り込むことでマークを外し、ノーマークになれれば得点のチャンスが生まれます。
この時、オフボールマンの走りだしのタイミングと、ボールマンのブラインドサイドパス(相手の死角へ出すパス)の呼吸が合うことが大事です。

当然ディフェンスの方も自分の裏を取られまいとして来るので、パスを貰うと見せかけて切り替えしの動きを入れるなど、ブラインドサイドをめぐる攻防は観ていて面白いものです。

※1)カットイン:オフェンスがディフェンスの中へ切れ込んで行くこと。

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます