2020年東京オリンピックの正式種目となったクライミングはスピードクライミング・リード・ボルダリングの3種目があり、クライミングの中でもボルダリングは小さな子供からご高齢の方まで気軽に楽しめるスポーツで注目を集めています。
ボルダリングは初心者でもできる?
最近ではオリンピックの正式種目になった影響からかクライミングジムが増えてボルダリングを体験しやすくなっていますよね。一見難しそうに見えるボルダリング…でも初心者の方でも楽しめるんです!
実はボルダリングは難易度別に登るコースが分かれていて一番低い10級から最高5段まで階級が存在します。10級は一番易しいコースなので初心者の方でも簡単に登ることができます(お住いの地域のジムによって階級が異なる場合があるので登るときはそのジムの一番低い階級のコースからおススメします!)慣れてきたら少しずつ階級を上げてみるのもいいですね!
どんなレベルがあるのでしょうか?
ジムによって設定のばらつきがありますが、各級のおよその目安は以下の通りです。
8級:普通に苦労せずに登れるレベル(梯子を登るレベル)
7級:コツをつかめば、腕力で比較的簡単に登れるレベル
6級:簡単に達成するのが少し難しく感じるレベル。クライミングのセンスのある人ならまだ簡単に登れるレベル
5級:初心者では達成するのが難しいレベル
4級:ほとんどの初心者が登れないレベル(クライミングの技術を覚えないとクリアできないレベル)
3級:常連クライマーが密集して練習しているレベル。
2級~1級:プロor上級クライマーレベル
4級の壁!上達する鍵の4級とは?
登ることに慣れてくると階級も上がり、登ることが楽しくなってきますよね。今までは簡単に登れていたけどこのコースだけ難しい!ホールドが掴みづらい!そう思ったことはありませんか?実は誰もが苦戦する4級の壁が待っていたのです!4級まで階級が上がると今まではしっかり掴みやすかったホールドが掴みづらくなったり、足の置き方がわからなくなったり…しかし諦めてはいけません!4級はホールドを掴み続ける力や動き、つまり保持力とムーブが鍵となっているのです!
保持力とムーブって?
4級にもなると”掴む”というより掌で支えるスローパーや小さくて指先でしか掴むことができないカチと呼ばれるホールドがコースの中で多く使用され掴み方や力、足の置き方が難しくなると思います。スローパーやカチなどのホールドは指先の力が重要になってくるので指先を意識して力を入れ、どのように掴んだらつかみやすいのか研究することが大切です!また、保持力だけでなくムーブも忘れてはいけません…指先の力はあるのに保持できない!そんな時はムーブを意識してみてください。足の置き方や場所、ホールドを掴む時の腰のひねりなどが4級の壁を乗り越えるムーブの大事な部分になります。
まとめ
4級以上になると難しいムーブやホールド、保持力の強化など様々な課題が見つかると思います。しかし、4級の壁をクリアすることができれば次の階級のレベルアップにも繋がり、ボルダリングがさらに楽しくなると思います!ボルダリングライフを今よりもっと楽しくなるように、達成感を味わえるように是非4級を攻略してみませんか?