ランジとはどうしても届かないホールド、足の届かないホールドがあるときに使用する動きです。
背の低い方など、なかなか次に届きづらい場合に活用するテクニックです。
ランジに必要な筋肉
クライミングにおいて重要な筋肉の一つに接触筋力(コンタクトストレングス)があります。
この筋肉を意識するとしないではクライミングの上達に大きな差がでます。
足を高く上げる
足を高く上げないと壁を蹴る力が伝わりません。
しかし、両足を上げてしまうと腰が落ちてしまい、上手く飛べません。
そのため、片足は下に残しつつ、もう片方の足を上げて壁を蹴ります。
体を振らない
体を振るとその分体力を浪費してしまいます。
体を振って勢いをつけるのではなく、サッと一発で飛びましょう。
ためらわない
飛距離が長くなればなるほど重要になってくるポイントです。
遠いほど躊躇せず勢い良く飛びましょう。
飛び過ぎない
次の1手を考えながら、適度な距離を飛びましょう。
そうしないとムダに体が振れてしまって体力を浪費するとともに、次のムーブへの以降が遅くなってしまいます。
手を離すタイミング
蹴りあげた時、足が離れても手を離してはいけません。
足の一が低く、引きつけの力の比率が高くなる場合や、飛んだ先のホールド状態が悪い場合は特に意識しましょう。
最後まで踏み切る
特に足の位置が高い場合、体を十分に引きつけてから足を伸ばしましょう。
上半身の力だけれは飛び上がることができないので、ここはしっかりと意識しましょう。