2019年、日本でワールドカップが開催されるラグビー。ラグビーは元々どこが発祥して現在のような形になったのがご存知ですか?
今回はそんなラグビーの発祥と歴史についてご紹介します。
ラグビーの発祥
ラグビーはイギリスが発祥の地なのですが、イギリスには元々フットボールが広く行われていました。ところがそのフットボールは共通のルールが定まっておらず、各チームごとに事由なルールで行っていて、試合の時だけお互いに話し合ってルールを決めるというやり方をしていました。
そんな中、イギリスの「ラグビー校」というところがやっていたフットボールのルールが現在のラグビーの原型となったと言われています。
世界のラグビーの歴史
ラグビーの起源は1823年に行われたラグビー校の試合でボールを抱えたまま相手ゴールを目指して走りだしたこととされていて、この頃にはラグビーとサッカーの区別はまだありませんでした。
1871年になってようやくサッカー団体から脱退する形でラグビー協会(IRB(International Rugby Board))が設立されました。そして1895年にラグビーリーグと分裂して、現在のラグビーであるラグビーユニオンが誕生しました。
ちなみに、ラグビーというスポーツは2種類あり、イギリス南部を母体とするアマチュア主義をうたった組織はラグビーユニオン(15人制ラグビー)、イギリス北部を母体とする報酬を目的とするものはラグビーリーグ(13人制ラグビー)と呼ばれます。日本で「ラグビー」というと、ラグビーユニオンのことをいいます。
日本のラグビーの歴史
日本のラグビーの最初の試合は1874年にイギリスの船員によって横浜で行われました。その後1920年代になってようやく日本のラグビーが成長し始めていきました。
明治大学、慶應義塾大学、早稲田大学、同志社大学が日本ラグビーの中心となり、早慶戦も1924年から行われています。 2018年現在の日本代表世界ランキングは11位で、中学、高校、大学、クラブと各段階で全国大会が実施されています。
トップリーグは2003-2004シーズンから発足し、16チームによるリーグ戦と、リーグ戦上位4チームによるトーナメントのトップリーグプレーオフがあります。2018-2019シーズンは8月末から開催されています。
まとめ
日本のラグビーが100年以上の歴史を持っていたのをご存知でしたか。こうやって発祥や歴史を知ると、益々ラグビーの魅力が深まりますね。みなさんも、ラグビーの試合を見に行ってみて下さいね。