日本の誇るテニスプレイヤーである錦織圭選手ですが、これまでにどのような成績を残して今の地位にたどり着いたのでしょうか?今回はテニスプレイヤー錦織選手の主な実績について取り上げていきましょう。
日本人史上2人目のATPタイトル取得
錦織選手は2008年にデルレイビーチ国際テニス選手権で予選から勝ち上がり、初進出の決勝で当時世界ランキング12位である第1シードのジェームズ・ブレークを破り、ツアー初優勝を達成することになります。日本人男子選手のATPツアー制覇は、1992年4月に韓国オープンを制覇した松岡修造以来16年ぶり2人目の快挙となりました。この頃から実力をどんどんつけていったんですね。
しかも史上2番目に早かった!
しかも、ATPタイトル取得当時の錦織選手の年齢である18歳と1ヶ月でのATPツアーの優勝は、16歳と10ヶ月で優勝したレイトン・ヒューイットに次ぐ若さだったそうです!つまり史上2番目に早いATPタイトル取得者ということになるんです。この頃の錦織選手をみて、赤土の王者として名高いラファエル・ナダル選手は「彼はトップ10、いやトップ5に確実に入ってくるだろう。いや、100%そう確信している。」と述べており、その才能を予見していたようです。
日本人男子歴代最高ランキングへ
翌年復帰を果たした錦織選手は、復帰後下部大会で好成績を収めていきます。2011年10月に上海マスターズでベスト4に進出したことがキッカケで日本人男子歴代最高ランキングとなる30位となります。そして、同年11月にスイス・バーゼルで行われたスイス・インドアでは、準決勝で世界ランキングである1位のノバク・ジョコビッチ選手を破り、ATPツアー3度目決勝進出を果たします。日本の男子選手がシングルスで世界ランキング1位の選手に勝利したのは史上初の快挙でした。
なんといっても全米オープン!
錦織選手の現在の最も輝かしい実績は男子テニス全米オープンでの準優勝でしょう。特に準決勝で男子テニスシングルスの世界ランキング1位であるジョコビッチ選手を破った瞬間は日本中が沸きましたね。決勝で実力が出しきれずに惜しくもマリン・チリッチ選手に敗退しましたが、それでも日本人初となる快挙であったことは間違いありません。この頃から「マラソンマン」という無尽蔵なスタミナから由来する異名がつけられましたね。
更なる躍進に期待大!
このように錦織選手は日本テニス界のあらゆる記録を塗り替え、世界で十分トップを狙える位置に居る日本テニス界ではもはや伝説のような人物であるといえるでしょう。さらに素晴らしい結果を残せるように、これからも錦織選手を応援していきましょう!