大人の仲間入りを果たす成人式。親族に新成人がいる方は、お祝いをしようと考えているのではないでしょうか。どのくらいの金額を贈るのが正しいのか、いつごろ贈るべきなのかといった、成人式のお祝いに関するマナーをご紹介します!
プレゼントの場合は何を選べばいいの?
贈り物の場合も、お金を包む場合と同じくらいの予算で考えておけば大丈夫です。女性であればバッグや慶弔事に使えるパールのネックレス、男性ならばスーツなど、あまり自分では買わないけれど必要で、後々でも使えるものがおすすめです。もちろん、成人式の晴れ着でも構いません。また、せっかくの成人式のお祝いですから、高級なレストランでお酒と食事なんていうのもいいですね。
いつごろお祝いを渡せばいいの?
お祝いは、なるべくなら成人式の前日くらいまでに渡したいものです。成人式当日でも構いませんが、当日は成人式の準備や成人式後の同窓会などで早朝から夜遅くまで慌ただしいので、あまりおすすめはできません。成人式当日はできれば避け、別の日に改めてお祝いを渡すようにしましょう。晴れ着などを贈りたい場合は、相手の家に一度相談したほうがいいでしょう。晴れ着などには本人のこだわりもあるので、こちらが選んで送ってしまうというわけにはいきませんからね。
お祝いのお返しは必要?
さて、贈る側のマナーを見てきましたが、受け取った側のマナーはご存知ですか?出産祝いなどでは、内祝いをしますが、成人式のお祝いでも内祝いが必要なのでしょうか?
成人式のお祝いは身内のお祝いとなりますので、お返しを考える必要はありません。口頭でお礼を伝えたりすればいいでしょう。ですが、遠い親戚や今までお祝いをもらったことのない相手からお祝いをいただいてしまったなどの事情でお返しがしたい場合もありますよね。その時は通常の内祝いのマナーと同じく、もらった額の三分の一から半分程度の額でお返しをしましょう。
お返しの品はどんなものがいいの?
成人式のお祝いへのお返しも、通常の内祝いと同じくタオルなどの日用品や、お菓子やお酒といった食品・飲料を贈るのが定番です。商品券やカタログギフトというのもよくあります。お返しはお祝いをもらってから2~3週間以内に贈るようにしましょう。その際にはお礼状などでお礼の気持ちをきちんと言葉にして相手に伝えるのを忘れないようにしましょう。
大人の仲間入りを祝ってあげよう
成人式を迎えたということは、大人の仲間入りを果たしたということです。ならばお祝いやお返しのマナーも覚えなければなりません。成人式のお祝いはいい練習になりますので、ぜひ、新成人を祝ってあげてくださいね。