バスケの用語の一つに「アンスポ」といわれるものがあります。 反則行為のうちの一つですが、聞きなれない方も多いのではないでしょうか。 今回は、バスケの反則ルールの一つであるアンスポについてまとめてみました。
アンスポとは
バスケの用語であるアンスポとは、選手が故意に行ったと審判が判断したファールのことを、アンスポーツマンライク・ファール といい通称アンスポと呼ばれています。
スポーツマンらしくないファール、という意味になります。 具体的には、故意に相手プレーヤーを、叩く、押しのける、蹴る、抱きかかえる、などをしていると判断された場合です。 また故意でなくても、異常に激しすぎるファールの時はアンスポとされることもあります。 アンスポ2回でそのプレーヤーは退場になってしまいます。 審判のジェスチャーは、手首をにぎって両腕を頭上に上げます。相手が興奮した状態でアンスポをすると危険行為とみなされてしまいます。
通常ルールではファールは5回で退場ですが、危険行為を2回した時点で退場となるので注意しましょう。また、審判によってアンスポの範囲が異なります。
アンスポの例
相手の得点チャンス時に、乱暴なプレーでその機会を邪魔した時やボールを持っている選手に対して、ボールを無視してファールを起こした場合だったり、ボールとは関係ないところで、相手の選手を殴ったり押したりした場合、相手選手が空中にいるときに、足の下に入るなどの危険行為を犯した場合などがあります。普通のファールよりも危険な行為をすると反則を取られます。
アンスポの罰則
アンスポの罰則としては、アンスポを受けたのが、シュート中でなければ、ファールされたプレーヤーに2回のフリースローが与えられます。 シュートが成功した時は、得点+1回のフリースローが与えられ、シュートが外れて3ポイントラインより内側から打ったものであればフリースロー2回、3ポイントエリアからの時は3回フリースローが与えられます。
普段のシュート時のファールと少し異なるのは、シュート時ではないところでファールをした場合であってもフリースローが相手に与えられてしまうということです。
まとめ
バスケでのルールではアンスポは、してはならないファールというのが分かったのではないでしょうか。とても危険行為に値するので激しいファールでアンスポにならないように、プレー中は注意しましょう。