柔道とは日本を代表する武道の1つであり、オリンピックや世界選手権等で日本人選手が金メダルをとるくらい盛んなスポーツです。金メダルをとれる選手は高校時代からも有名で、やはり柔道の強い高校に入っている場合があります。
では、高校で柔道が強い名門高はどこなのでしょうか?ここでは柔道が強い高校を紹介していきます。
国士舘高校
近年力をつけてきた高校は国士舘高校ですね。場所は東京にあります。2018年全国高校柔道の団体でも優勝を飾っています。強い高校ではありますが、練習時間は3~3時間半くらい。間延びしないで集中して練習を行っている様子です。高校生同士では練習にならない事から大学生や実業団を相手に練習もしているそうです。
2000年、2010年、2015年には高校柔道における3大大会(全国高等学校柔道選手権、金鷲旗全国高等学校柔道大会、全国高等学校総合体育大会柔道競技大会(インターハイ))の3冠を獲得しています。国士舘高校のOBには「斎藤仁」「鈴木桂治」「石井慧」等金メダルを含む多数のオリンピック選手を輩出しています。
世田谷学園
こちらの高校も柔道界では有名な高校です。場所は東京。近年では全盛期よりも弱くなったとされています。世田谷学園高校の柔道部を語る上でかかせないのが「講道学舎」です。講道学舎とは1975年に創立され、特例財団法人日本柔道育英学会にて運営されてきました。
日本全国から柔道が強いと有名な人が入門するエリート私塾で、塾生は全員世田谷学園高校に通学しながら柔道を学んでいました。2012頃から協賛企業の支援が減少し閉塾となりましたが、これまでに「古賀稔彦」「吉田秀彦」「瀧本誠」「大野将平」等のオリンピック金メダリストや世界選手権優勝者を輩出した名門であります。
天理高校
西日本で強いとされる高校は天理高校です。過去にはインターハイで13度優勝という実績がありましたが、1991年を最後に長く遠ざかっていました。しかし、2018年には27年ぶりとなる優勝を果たす事が出来ました。
これまでも優勝こそは逃したものの、全国の決勝で国士舘高校と優勝を争い、惜しくも準優勝という結果になっています。全国で準優勝する程ですから西日本では強い高校と言えるでしょう。
まとめ
強い高校に入れば練習や実戦経験も他校と比べ豊富ですし勉強にもなります。今現在どの高校で柔道をやるか迷っている人はこれを参考にしてもいいでしょう。