ゲレンデを格好良く滑り降りてくるスキーヤー。しかし最初はみんなこのボーゲンから始まります。オリンピックの金メダリストも最初はボーゲンしかできません。つまりボーゲンとはスキーの初歩の初歩ですね。
1.スキーの板をハの字にしてすべること
ボーゲンとは本来、曲がるという意味ですが、スキー用語としてはスキーの板をハの字にしてすべることを言います。基本の体勢は内股で、体重は靴の内側にかかるのが理想。スキーの先はだいたいこぶし2個分くらい空いているのが基本です。スキーの内側のエッジに体重をかける(エッジを効かせる)ことで、スピードを減速させることができます。コツはかかとを広げて、ハの字の角度をより大きくするイメージです。
2.スピードを上げたり下げたりできるようになりましょう
最初にスキー場に行ったときは、ゲレンデの下の方でボーゲンで滑り降り、そのまま減速して止まるということを繰り返してみます。その後、エッジを効かせるコツをつかむことができたら、スピードを上げたり下げたりしてみましょう。自分のすべったスキーの跡が、ハの字が開いたり、閉じたりしていたら合格です。
3.片足ずつエッジを効かせることでターンができるように
エッジを効かせることができ、スピードのコントロールがある程度できるようになったら、次に挑戦するのがプルークボーゲンです。片足のエッジを効かせることでターンをするすべり方です。
まとめ
プルークボーゲンがある程度できるようになったら、リフトに乗って上からすべってみることもできますね。