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歓迎会の幹事になった場合、主賓から会費を徴収するのかどうか迷う方も多いようです。
地域や世代、社風、そのほかの要因から諸説あって、どれが正解とは一概には言えませんが、どんな点に気を付ければいいのでしょうか。

徴収しないのが通例ですが

歓迎される立場の主賓は招待客であり、通常は会費を徴収することはありませんが、地域や会社によっては様々な慣例があるようです。
迎える側の人数が少なく、一人あたりの負担額が大きすぎるのでやむを得ず、というケースもありますが、中には建前上は招待ということで徴収しないが、本人が寸志という形で自主的にお金を渡すルール、という極めて日本的な職場も。

ルールがあればあらかじめ伝えておくのを忘れずに

あなたが幹事の立場なら、前任者からの申し送りに従って例年通りに行うのが無難でしょう。
但し、主賓には事前に事情を説明しておくのを忘れないようにしてください。
職場のルールを知らされていない主賓がうまく対応できずに迷惑がかかるようでは本末転倒ですね。

割り勘なら歓迎会という名前を使わない手も

もし主賓からも会費を集める場合、『歓迎会なのに自分もお金を払うのか』 となんとなく疑問を感じてしまう方も少なくないでしょう。
いっそ歓迎会という名前を使うのをやめてしまうという手もあります。
人事異動があったということは、年度が替わる、新しいプロジェクトが立ち上がるなど、何らかの動きがあったのではないでしょうか。
例えば、“〇〇年度 期首懇親会” や “△△プロジェクトキックオフパーティー” のようにしてしまえば、全員から会費を徴収しても皆納得です。

最後に

主賓の会費についての問答が繰り返されるのは、『払わないのが当然』、『払うのが当然』 という相容れない認識を持っている方たちがいるからかもしれませんね。
どちらも 『・・で当然』 という思い込みをやめれば、丸くおさまるような気もします。
『招待してくれて嬉しいです』 『払ってくれて助かるよ』 と言い合える職場なら人間関係もうまくいきそうですね。

 

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