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歓迎会の締めの挨拶例文

歓迎会の締めの挨拶例文

4月になると新入社員歓迎会や、社員の異動があるとその都度歓迎会が行われると思います。そのときに必要な締めの言葉。通常は、役職が二番目の方に締めの言葉をお願いするのが基本ですが、もし自分が言わなくてはならなくなってしまったら、どう喋ろうか、悩んでしまいますよね。そんなときのために、締めの言葉の例文をまとめてみました。

中締めの挨拶と締めの挨拶は違う!

歓迎会には、始めの挨拶や乾杯の挨拶、中締めの挨拶、締めの挨拶があります。これらの中で気を付けたいのが「中締めの挨拶」と「締めの挨拶」です。人によっては中締めの挨拶=締めの挨拶と考えておられる方もおり、また会の性質によっては中締めの挨拶と締めの挨拶のどちらかひとつだけで行われる場合もあるからです。

それぞれの挨拶の認識があやふやだと、的外れな締めになってしまい、参加者によくない印象を与えてしまう為、しっかりと理解しておく必要があります。

中締めの挨拶の目的

中締めの挨拶は、宴会や飲み会で途中にひとまず一区切りをつけるためのもので、宴会の区切りや次に予定があり退席したい人への配慮が目的です。

締めの挨拶の目的

締めの挨拶は、まもなく会がお開きになりますよと、会の終了を伝えるためのもので、会の締めくくりとして、会に参加して下さった方への感謝の気持ちを述べたり、二次会がある場合は、二次会についてお知らせしたりすることを目的としています。

締めのあいさつのポイント

楽しい宴の場でだらだらと喋ってしまうと、参加者があきてしまう為、定型文に沿いながら手短にまとめるのがいいです。また、日頃の感謝や労いの言葉も伝え、一方的な応援の言葉ではなく、「一緒に頑張ろう!」という気持ちを伝えるのがベストです。また、笑顔で場を盛り上げるような意識も心掛けたいところです。

手締め

締めの最後を飾るために、手締めを行うのが一般的です。手締めには、三本締めと一本締めと一丁締めがあります。

三本締め

大事な祝いの席等を締める場合に行うことが多いです。会社で大きな事業に成功したときや大きな目標が達成できたときなど、すべてのことが完了した場合のときです。

三本締めの掛け声は、「三本締めでお願いします。いきますよ。いよぉー!パンパンパン、パンパンパン、パンパンパン、パン」(3回)と、3回手拍子をリズムよく行い、これを3回続けます。

一本締め

一本締めは三本締めを略したものです。「一本締めでお願いします。いよぉー!パンパンパン、パンパンパン、パンパンパン、パン」(1回)

一丁締め

時間がない場合など、略式に手を1回だけたたくものです。一本締めと一丁締めは混合されやすいので、行う時にはきちんと伝えましょう。「いよぉー!ポン!の一丁締めでお願いします。いきますよ!いよぉー!パン!」

一本締めや一丁締めが、歓迎会や飲み会の場で使われることが多いです。

締めのあいさつの例文

「ご指名に預かりました、○○部所属の○○と申します。宴もたけなわではございますが、この辺でお開きにしたいと思います。本日は○○部の歓迎会にご参加頂きまして、誠にありがとうございました。今日は皆様と共に楽しい時間を過ごさせて頂き、大変嬉しく思っております。まだまだ飲み足りないと言う方もいらっしゃると思いますので、この後は○○で二次会を予定しております。お時間に余裕のある方は、是非ご参加ください。それでは、これからの皆様の益々の発展を祈って○○締めで締めたいと思います。お手を拝借、いよぉー!(三本締め、一本締め、一丁締め)」

「ご指名に預かりました○○と申します。僭越ながら締めの挨拶をさせて頂きます。皆様ご起立をお願い致します。本日は、お足元の悪い中、○○部の歓迎会にご参加いただきまして誠にありがとうございます。また、このようなすばらしい会を設けて頂いた幹事の皆様、ありがとうございました。それでは、本日お集まりいただきました皆様のご健康と益々のご活躍を祈念して○○締めで締めさせて頂きます。お手を拝借、いよぉー!(三本締め、一本締め、一丁締め)

まとめ

自分が締めの挨拶をしなければと思うと、緊張してしまうと思いますが、最後がよければすべてよしと言われるくらい、締めの挨拶は大切な役割です。例文を参考にして、気持ちのいい会の締めをしましょう。

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