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越後三大花火のひとつに数えられる「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」は、曜日に関係なく、毎年7月26日に開催されます。
幅1.5㎞を一瞬に大発光させる「尺玉100発一斉打ち」や、海面近くで次々に花開いて空と海を色鮮やかに染め上げる「海中空スターマイン」。
柏崎花火大会の特色は、空だけでなく広い海も舞台にした、大パノラマの演出です。
海上に繰り広げられる壮観な花火の饗宴。できればベストポジションで鑑賞したいですよね。
そのための場所取りについての情報と、加えて混雑情報あれこれを紹介します。参考にしてみてください。

有料席を確保する

打ち上げ場所は、柏崎港西防波堤、鵜川河口、中央海岸の3か所に渡っています。打ちあがる花火を全て堪能するには、その3か所を正面に臨む場所、みなとまち海浜公園周辺に席を確保するのが有効です。
仕掛け花火や海面を利用した花火も、大迫力で鑑賞できます。
特等席の、みなとまち海浜公園の海側は有料観覧席になっていて、ぎおん柏崎まつり有料観覧席予約センターで予約申込を受け付けています。受付期間は、例年4月から6月のあいだですが、申込み初日の時点で売り切れることもあり、必ず確保できるわけではないのが玉にキズです。
有料観覧席のチケットがある人のみ会場周辺の駐車場の予約もできるので、車を利用する場合は便利です。ただし、会場付近は交通規制があるため、17時以前に入庫する必要があります。

ブルーシートでの場所取り

みなとまち海浜公園の海側は有料席ですが、その後方は無料のエリアです。
打ち上げ場所の正面は人気があり、早朝から場所取りをしないと確保できません。
場所取りの解禁は当日の午前7時ですが、前日から並んで待っている人もいます。最後尾に看板を持った警備員がいるので、指示に従って並びましょう。
ちなみに解禁前にシートで場所取りをしても撤去されるそうです。
並んだ順にブルーシートを敷いて場所取りをします。ブルーシートが飛ばされないように、スーパーの袋に砂浜の砂を詰めて重石代わりにすると便利です。看板や表札を付けておくと、場所を離れたときの目印になります。

混雑情報あれこれ

観覧に訪れる人の数は、およそ20万人。車は渋滞し、会場も混雑が予想されます。
一般観覧者用の駐車場は、最寄りの柏崎ICから通常5分の距離ですが、相当混雑します。北陸道米山ICや関越道小千谷ICなどの、柏崎近隣のICを利用した方が、早く移動できる可能性大です。
会場付近の道路は、17時から花火終了30分後まで車両通行止めになります。交通規制が解除された後も周辺道路 は混雑し、一部では16時~24時頃まで交通規制のかかるところがあります。国道やICまではかなりの時間を要します。
JR柏崎駅から会場まで徒歩で約20分の距離。当日は臨時列車が多数運行されるので、公共交通機関を利用して、渋滞を避けるのもひとつの方法ですね。

打ち上げ場所のひとつの中央海岸は、立入禁止区域以外は、朝から場所取りをしなくても席を確保できる広さがあります。さらに東側の潮風公園はとても広く、打ち上げ場所から遠いものの、ゆったりと観覧できます。
正面にこだわらなければ、場所取りをしなくてもなんとかなりそうですね。
花火の実況中継をする柏崎のFM放送「FMピッカラ」が、シャトルバスの運行状況や駐車場の状況など、いろいろな情報を入手できて便利です。小型のラジオを持参すると、案外役に立つのではないでしょうか。

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