納会で締めの挨拶を頼まれたら、1年の締めくくりでもあるので上手く締めたいですよね。
そこで、納会の締め方をご紹介します。
基本の締め挨拶
「ただいまご指名にあずかりました○○部の○○と申します。
皆様の益々のご発展と、ご健康を祈念いたしまして1本締めを行います。ご唱和ください」
納会の手締めは、一本締めで締めるのが一般的です。
手締めとは?
手締めには、三本締め、一本締め、一丁締めがあります。
関西では、手締めの事を「手打ち」とも呼びます。
一本締めとは「シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャン、シャン」と(3・3・3・1)と手を打ちます。
これを、三回繰り返すと三本締めというように呼び方が変わります。
一丁締めは、「ポン」と一回だけ手を打つもの。
関東と関西で違う!?『一本締め』と言われたら
宴会の最後に一本締めでお願いします。お手を拝借”よ〜お”と言われたらどうしますか?
「シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャン、シャン」と(3・3・3・1)ですか?
それとも「ポン」と一度だけ手を打ちますか?
実は正式な『一本締め』は「シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャン、シャン」です。
ですが、関東では「ポン」と一度だけ手を叩く事も多いと思います。
これは、正式名称は『一丁締め』と言います。
では、何故関東で一本締めというのか?
それは、一丁締めは、東京を中心に関東圏で行われるもので「関東一本締め」とも呼ばれる簡易的な手締めだからです。
1年の締めくくりに行われる納会を気持ち良く終わりましょう。