大雨や台風などの天候のコンディションや、時間的な都合上、どうしても屋外での練習ができないとき、
大切なトレーニングの要素があります。
大切な要素とは・・・?
それは、「外でできないから、気が乗らないけど”仕方がないから”家で何かやるか」というような
「普段のトレーニングの”代替”として家でのトレーニングをやる」という意識ではなく、
「家でしかできないことに取り組む」という姿勢です。
普段の練習で、身体をいっぱいいっぱいに動かすことはとても大切なことですが、
上達のためには、自分のプレイを俯瞰してみることも欠かせません。
じっくり考えるには、むしろ肉体的に余裕のある時間を使うのが有効なのです。
あなたのラケットには「ハリ」があるか? 長いタオルを使った判定法
長いタオルを用意してみます。
一度、思い描いた方向に向けて(タオルの表面がラケットの面だと考えて)タオルを振ってみてください。
ここで「ふにゃっ」とタオルの形が崩れた場合、その面方向への力が足りていないということになります。
強いショットが出るには、振った時に、きちんとタオルが「ピンッ」と伸びていて、「ブン」と風切り音が聞こえることです。
ゲームの組み立てはどうか
自分が日頃、どういうスタイルで動いているのか客観視するべく、なるべく動画を撮るような習慣をつけておきましょう。
テニスコートのデジタル画像などを印刷し、そこに自分と相手の動線を書き入れてみることで、
自分の勝ちパターンと負けパターンが論理的に発見できます。
まとめ
このように、テニスの基礎となる要素の練習は自宅でも十分行うことが出来ます。ぜひ、基本をおろそかにせず、効率的な練習で上達していってくださいね!