バスケットボールでは、試合を開始し得点するまでの一連の流れの中で、審判が様々な合図をします。タイムアウトや選手交代、得点、ファウルなどの合図をルールに沿ってジェスチャーで行います。
試合開始から得点まで
バスケの試合は、コートセンターでのジャンプボールから始まります。そこでボールの奪い合いから、パスやドリブルを重ねてシュートして得点します。得点を認めた時、審判は2本指(1本指)を立てて手くびを振ります。3点シュートが成功したときは両手で3本指を立て手を伸ばします。また、得点が無効で認められないときは胸の前で両手を交差します。
交代・タイムアウトなどの合図
選手交代の場合は、笛を吹きながら両手をクロスします。タイムアウトの合図は、両手でT字を作ります。
バイオレーション
ルール違反は、バイオレーションとファウルに大別されます。バイオレーションは、違反行為を意味し、相手ボールのスローインになるだけです。ドリブルを一旦やめてパスやシュートをせず再び同じプレーヤーがドリブルをする「ダブルドリブル」や、ボールを持ったままドリブルせずに3歩進む「トラベリング」などがあります。ダブルドリブルの合図は、両手を交互に上下します。トラベリングの合図は、こぶしを回します。
ファウル
ファウルは、悪意や卑劣の意味が含まれ、バイオレーションと違い、相手ボールになるだけでなく種類と回数により相手フリースローや自分の退場などの罰則が科せられます。相手を押しのけたりする「プッシング」や、体当たりする「チャージング」などがあります。プッシングの合図は、両手で押す動作です。チャージングの合図は、片方の手のひらをこぶしで叩きます。
まとめ
バスケットボールの試合は、ホイッスルと中断の連続です。特に、バイオレーションとファウルの審判の動作は頻繁に出てきますので、良く覚えておかなければ試合が出来ません。