これまでワールドカップ全大会出場、史上最多5回の優勝を誇るブラジル。カナリア軍団の愛称で知られ、世界屈指の強豪に君臨してきたブラジルでは、これまで数々のスターたちが活躍し、多くのゴールが生まれてきました。ここでは、そのブラジル代表の中で多くのゴールを挙げてきたプレーヤーのトップ3を紹介していきます。
第3位 ロマーリオ 55点
第3位は、通算1000ゴールを記録したと言われる稀代のストライカー、ロマーリオ。1987年の代表デビュー以降、89年の南米選手権優勝、1994年のアメリカワールドカップでMVPに輝くなどの活躍を続け、代表通算で55点を積み重ねました。練習嫌いをはじめ、数々の問題を起こしたトラブルメーカーの一面もありましたが、その破天荒ぶりがブラジル国民から愛されていました。引退後は、2010年から母国の上院議員となり、政治改革に取り組んでいます。
第2位 ロナウド 62点
第2位は、1990年代から2000年代最高のストライカーとも言われるロナウドです。爆発的なスピードと決定力を武器に、バルセロナやインテル、レアル・マドリードといったビッグクラブで活躍し、怪物、フェノメーノ(超常現象)のあだ名がつけられるほどでした。
1994年に代表デビューを果たすと、4度ワールドカップに選出(1994.1998.2002.2006)され、特に2002年の日韓大会は、ブラジルを優勝に導き、自身も大会得点王を獲得しました。余談ですが、この大会では”大五郎カット”なる奇抜なヘアスタイルも話題になりました。
第1位 ペレ 77点
第1位は、言わずと知れたサッカーの王様ペレ。20世紀最高のプレーヤーとも言われるペレは、1957年に当時の史上最年少となる16歳で代表デビュー。ブラジル代表として、3度のワールドカップ制覇(1958.1962.1970)に導いていますが、これはペレただ一人しか経験していない、唯一の記録です。引退後はブラジルのスポーツ大臣に就任するなど、ブラジル国内では未だに強い影響力を持っている人物です。
まとめ
トップ3に名を連ねているのは、偉大なレジェンドばかりですが、今その記録に若きスター、ネイマールが入ろうとしています。今後の活躍で、どこまで記録を伸ばしてくるのか、トップ3の記録とともに注目です。