ラグビーを行うに当たって求められる身体的能力とは、走行能力・格技能力・持久力の3点が必要不可欠となります。
この3点の重点的強化を目指したトレーニングメニューを紹介したいと思います。
走行能力トレーニング
①シザーズジャンプ
両手を頭の後ろ側で組み、両足を肩幅ぐらいまで広げ、ジャンプを行います。その際、右足を前に、左足を後ろに着地を行います。また、着地時の体勢として膝を軽く曲げるようにします。再度、ジャンプを行う際は、左足を前に、右足を後ろにして着地をします。この動作をジャンプ毎に交互に繰り返し行います。下半身の筋力アップトレーニングになります。
②おんぶスクワットジャンプ
同体重者が二人一組になり、一人がおんぶを行います。おんぶを行ったまま、足を肩幅まで開いて、膝を90度近くまで曲げた状態にて停止をして、ジャンプを行います。下半身の筋力アップと止まった状態から反動を利用せずに動くという動作トレーニングになります。
格技能力トレーニング
①フォワードランジ
足を軽く開き立ち、右足を一歩前に踏み出し身体を沈めます。沈めた身体を引き起こし、右足を元の位置に戻します。
足を元の位置に戻す時、地面を蹴って戻すようにします。次に左足も同じ動作を行います。
下半身の強化に期待できます。
②腕立て伏せ
手を肩幅まで広げて、身体を一直線に伸ばして行います。慣れてきたら、パートナーに肩甲骨とお尻を押せえてもらいながら腕立て伏せを行います。そうすることで、腕・胸に負荷を加えながら正しい姿勢をキープでき、体幹を鍛えられます。
持久力トレーニング
スタートラインから20メートルぐらいまでダッシュを行い、ジョギングにてスタート地点に戻り、休憩をします。
20~30秒休憩を取ったら、繰り返し同じ動作を行います。
走行毎に走行距離を変更して、インターバルトレーニングを行うことも重要です。
まとめ
トレーニングメニューを考える際は、決して無理なトレーニングメニューを考えずに、自分に合ったトレーニングメニューを
組み合わせることも大切なことです。徐々に慣らしていき、過度なトレーニングは控えましょう。