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中華街というと横浜・神戸・長崎の中華街が有名ですね。日本だけど、日本じゃないそんな中華街のお正月はどんなものなのでしょうか。日本とは少し違った中華街のお正月をご案内しましょう。

中華街のお正月は2回あるってホント?

中華街にはお正月が2回きます。1回目は普通に今の暦上のお正月です。日本で国民の祝日とされている元旦には中華街もほとんどのお店がお休みになっています。2回目は旧暦の正月である「春節」です。旧暦とは書きましたが、中国やベトナムなどではお正月と言えばもっぱらこちらの春節のことを言います。

中華街のお正月には伝統行事が行われる

中華街のお正月「春節」には中国の伝統的な行事である「採青(さいちん)」が行われます。これは商売繁盛や五穀豊穣などを祈る行事で5体の獅子が町中を練り歩くというものです。日本の獅子舞とは全く違った大型の獅子舞が爆竹を鳴らした後に激しく舞い踊ります。お店側は来てくれたお礼にと店先にご祝儀をつるします。日本のお正月とは大きく異なりますね。

獅子舞以外にもいろいろある

龍の舞や京劇のメイクや衣装での行列が行われる中華街もあります。神戸の中華街では「中国史人遊行」と呼ばれる行列が人気を集めています。三国志の英雄の姿などは普段京劇をめにすることのない観光客に大人気です。また、商売繁盛を祈願して関帝廟にお参りをするというのも中華街のお正月の大切な行事のようです。

中華街のお正月は華やか

中華街のお正月は実に華やかでおめでたい雰囲気満点です。あなたも中華街のお正月「春節」を一度は味わいに行くのもいいですよ。

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